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大空を舞うジャンボこいのぼりと未来への希望! ~加須市平和祭 吹奏楽部演奏レポート~
開智未来高校吹奏楽部 演奏レポート
新緑が目に鮮やかな5月3日(祝)、憲法記念日の佳き日に、私たち開智未来高校吹奏楽部は、加須市平和祭のステージで演奏させていただきました。
まさに圧巻の「ジャンボこいのぼり」!
その巨大な姿は、遠く利根川の対岸からでもはっきりと確認できるほど。
一体どのようにして、あんなにも大きなこいのぼりを空に掲げることができるのでしょうか。その壮大なスケールに、部員一同、驚きと感動を覚えました。
もし目の前で見たら、さらにすごい迫力でしょう!

今回の平和祭では、同じ加須市内にある北川辺中学校吹奏楽部の皆さん、そして先日も素晴らしいパフォーマンスで会場を魅了してくださったダンス部の皆さんとご一緒させていただきました。地域の仲間との共演は、私たちにとって何よりの喜びです。
最初に演奏を披露してくださったのは、北川辺中学校吹奏楽部の皆さん。ここ数年活動が充実しており部員数が増え、演奏も力強く、見事でした。地元の中学校の吹奏楽部が活気に満ちていることは、本当に素晴らしいことです。
さて、私たちの演奏(1回目)は、ジャンボこいのぼりが上がるまでの時間と、上がっている最中というタイミングに合わせて、急遽出番が増えることになりました。
本番のプログラムから数曲をピックアップして演奏しましたが、100人以上はいらっしゃったであろう多くのお客様が、私たちの演奏に耳を傾け、温かい拍手を送ってくださいました。
こいのぼりが上がる瞬間に、童謡「こいのぼり」を演奏しようと準備していたのですが、なかなか風が吹かず、その機会は訪れませんでした。風速3~5mという、絶妙な風が必要なのだそうです。そんな中、バッハの「G線上のアリア」を演奏していると…なんと、ついにジャンボこいのぼりが悠々と空へと舞い上がったのです! バッハの美しい旋律と、大空を泳ぐこいのぼり。無事に上がって本当に良かったです。
ダンス部の皆さんの華麗な発表が終わると、いよいよ吹奏楽部の本番(2回目!)。
生徒たちが「1回目とは違う演出をしたい!」と、スタンドプレーや歌を取り入れ、自主的に様々な調整を始めました。少しでもお客様に楽しんでいただきたいという、その前向きな気持ちが本当に素晴らしいです!

そして、いくつかの変更を加え、フルバージョンでの演奏を披露することができました。
演奏開始前には、加須市の角田市長も激励にお越しくださり、温かいご挨拶を頂戴いたしました。市長は、日頃から地元の吹奏楽活動を熱心に応援してくださっています。私たち開智未来高校吹奏楽部も、これからも地域の音楽文化発展に貢献できるよう、精一杯活動してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
市長のご挨拶もあってか、会場の熱気はさらに高まり、私たちも最高のパフォーマンスをお届けすることができました。強烈な日差しに照らされ、部員たちの顔や首は真っ赤に日焼けしてしまいましたが、それ以上に大きな充実感と達成感で胸がいっぱいです。

今回の演奏会では、「とにかく演奏を楽しむ!」という私たちの想いを、お客様に伝えることができたのではないかと感じています。会場が音楽を通じて一体になり、とても充実した時間を過ごすことが出来ました。
最後に、準備段階から細やかなサポートをしてくださった加須市北川辺支所の皆様、またサポートしてくださった保護者の皆様に、心より感謝申し上げます。
ありがとうございました!