新着
ブログ
03/18
学校概要
 今朝は「学びのサプリ講座」がありました。 この講座は本年度初めて行ったもので、高校生の希望者を対象に、サプリをさらに進化・深化させようとの試みで始めたものでした。当初の受講生は40名以上はいたのですが、最終会の本日は9名でした。 「哲学」の授業で言っていることと重複している部分もありますし、私としてはサプリを進化・深化させているとは思っているのですが、それは一部を深めたに過ぎなく、いつも同じことを言っているような気もします。ただ、1週間分の「やる気」は与えられたのかなと、自分を納得させているところです。 私の出勤日等の都合で、来年は多分行わないでしょうから、今回が最終回になるでしょう。 そこで、これまで言及したことのなかった「意思の力」について、その試論を今回初めて提示しました。以下、テキストから抜粋します。 ☆   ☆〈意志の力〉 「気分」では、大学受験という長丁場で戦い続けることはできません(人生も同じです)。「意志」の力(これを精神力とも言いいます)が必要です。 では「意志」とは何だろうか。(1) 意志とは自分の中で閉じたものではない。公共性を有するものである。(貢献とはこの公共性にか...
 ちょうど1週間前のことです。私の高校時代のことで、ふと思い出したことがあります。 私は「思想家」になりたかったという事実です。 ほとんど理解できないながらも、倉田百三や亀井勝一郎の著作、パスカルの『パンセ』などを読み囓り、いろいろと考えたことを文章にできる人になりたいと思った時期が、そうそう、たしかにあったのです。当時は、会社などの組織に入って仕事に就くということなど想像もできなかったので、また、生活するために、そして、家族のために「働く」ということがわからなかったので、自由に考えるだけで生きられる(生活できる=お金を手に入れられる)、そんな都合のよい未来を夢見ていました。今の高校生ならば、「ユーチューバーになる」という夢に近いでしょうか。 そろそろ、生活のために働く必要もなくなるだろうから、思想家になるもいいかなと、ほんのりと考えるようになりました。詩人になる、ダンサーになる、に加えて思想家になる!です。相変わらず、いい歳をしてふわふわしている人間です。 そのような生徒がいたならば、「もっと地に足をつけて生きなさい」とアドバイスするでしょうが、私の場合はすでに十分に働いてきたのだ...
ブログ
03/16
学校からのお知らせ
今春の大学合格情報につきまして、ホームページのシステム上の調整と、既卒者の集計状況に時間がかかり、UPが遅れまして申し訳ありませんでした。暫定版となりますが、こちらのPDFをご覧ください。 なお、本校は卒業生174名の小規模校ですので、3か年(卒業生計476名)合計も併記しました。 合格大学2018.pdf
ブログ
03/16
学校概要
 卒業式から一夜明け、今日は中学3年生たちによる「感謝の会」がありました。 開智国際大学の卒業式と重なってしまい、そちらに出席するため、彼らの進級式に出席できなくなってしまいました。そこで第6期生の進級を祝う詩を書き、その会で読み上げることにしました。 ☆  ☆完成と名づけられた子たちへ-中学卒業を祝って- 完成と名づけられた子たちよ完成年度である6年目の年に入学したことで喜びのあまりふと「完成」という名を与えてしまった そのとき君たちにとまどいの夢を投げかけてしまったのかもしれないいつしか君たちに手に負えぬ宿命を与えていたのかもしれない 完成とは逃げ水を追うようなもの目指した地点は、近づけば先へ先へと進み行く 完成は目標ではあるが到達点ではないそれは終点のないベクトルであり形状のない価値そのものである 完成と名づけられた子たちよ宿命は君たちをつねに試しつづけるだろう振り返ってみよ「再生」の子らが「完成」の君たちのあとに続いている 願わくばたどり着いた地点にその両足で立ち合図の口笛を吹きその3メートル先をそっと指さし「完成は未完、未完は完成」と此の地と彼の地をつなげる呪文を唱えよ あ...
ブログ
03/15
学校概要
 卒業式が終了しました。開智未来らしい、いい卒業式でした。 卒業する高校3年生たちの「顔」がいい。 これが開智未来ですよね。 さて、顧問として私も祝辞を述べました。校長ではないので、少しは勝手なことを言ってもいいかなと思い、強い表現の言葉を使ってみました。一部を再現します。 ☆  ☆ 見苦しいもの、醜いもの、まとわりつくものと決別せよ。 それは、自らの外にあるもの、内にあるもの、共にである。 それが「自律と正義」である。 成長しつづけよ。 ああいう人だと固定されるような人間になるな。 人の評価を超える人になれ。 人の評価を得ようと躍起(やっき)になるくらいなら、自分で自分を評価できる人になれ。 これには2つの意味がある。 一つは、評価されるほどの人間になること。 もう一つは、正しく評価できる人間になること。  もう少しばかり、年寄りの僻事(ひがごと)を聞いてくれ。  どんなに小さなことでもいい、どこかの領域で「自分が最高」と思える人になってほしい。 自分の生きる意味を自分で見つけられる人になってほしい。  私はこのような立派なことを言える人間ではない。見てのとおりだ。 自分にこそ言い聞か...
ブログ
03/14
学校概要
 明日は卒業式、今日は予行。毎年のことながら、学校全体が異空間に感じられる時である。私にはそう感じられる。 今年は顧問なので、式辞のプレッシャーはなくて気が楽だが、中学入学生は6年のうちの5年、高校入学生は3年のうちの2年は、校長であった。どうしても、卒業生たちは開智未来に入学して幸せだったのか、と自問してしまう。そして、責任を感じてしまう。 卒業の日は、3年間・6年間の思い出が語られる、特別な一日である。「走馬燈のように」とは、少々陳腐で古くさい表現だが、なるほど、ぐるぐると回る紙のスクリーンに映し出された幻のように、過去のことが次から次へと思い出されてくる。 そのうちに、過去がのしかかってくるようで、私はときどき息苦しくなる。 私の高校の頃を思い出すと、私は卒業式後、はやく学校を立ち去りたかった。次の未来の方に心が移っていたからである。過去との付き合い方が下手な性分なのかもしれない。 過去はまぼろしではない。過ぎ去ったことではあるが、確実な堆積物である。未来は未だ来ぬもの。事実ではない。しかし、卒業の日は、この地層となった3年間・6年間に引けを取らぬほどに、未来はあたかも事実の...
◆入学説明会でご案内した通り実施します。 ◆9時40分~12時15分 入学生および保護者の方(上履き・筆記具・上履きを入れる袋・提出物持参) ◆スクールバスの駅前に誘導教員はつきません。ホームページで停留所を確認してください。(自家用車可)  ・栗橋駅9時10分 ・加須駅9時05分 ・古河駅9時05分 ・館林駅9時00分 ・鴻巣駅8時30分 ◆不明な点はご連絡ください。0280-61-2021(教頭・小棚・西木)  
ブログ
03/11
学校概要
 現世の疾きものかな。 朝から詠嘆と言える感慨に浸っています。  開智未来の開校まであと3週間を切り、翌日に併願の高校入学生の入学説明会および中学入学生の事前登校日を控えていた、ちょうど8年前のことでした。はやい(疾い)ものですね。 大地が激しく揺らぎ、街の信号機は消え、電車は途絶え、私はこの学校の開校ができるのかと、南面の窓に駆け寄り、埼玉大橋の存在を確認しました。今でもリアル(現実的)に思い起こすことができます。この頭の中の映像は過去のことではあるが、現実の私のなかに「像」として残っています。 現世(うつしよ)とは不思議な言葉ですね。今、この時という現実を指す言葉であると同時に、いつか幻と消えゆくはかなさも含意しています。 この日本が絶望のどん底にあるときに、「未来」という名の本校が誕生しました。機会あるごとに話していることですが、私は一つの宿命のようなものを感じて、この8年間を過ごしてきました。 未来を創る学校でなければならない。 未来を担う生徒を育てなければならない。 使命感、責任感、重圧、足かせ。そして、その使命を果たせていないという申し訳なさ、後ろめたさ。複雑な感情が、ずっと...
ブログ
03/09
学校概要
 昨日は、大学を取り巻く状況を知ろうと、「私立大学等改革フォーラム」に参加してきました。会場は四谷にある上智大学でした。 何事もねらいをもって行動する。 生徒たちに教えているように、参加に当たって、2つのねらいを設定しました。 1つは、よく見聞きし分かること。これは宮沢賢治の「雨ニモマケズ」の一節、「ヨクミキキシワカリ」をもじったものです。よく聞いて、よく見て、そして、よく理解することです。 2つ目は、読みやすい文字でメモを取ることです。私の字はあまり読みやすいものではありません。現在、その改善に向けて、少々ゆっくりでも読みやすい丁寧な文字を書こうとしているところです。 現在、高等教育(大学教育)の改革については、文部科学省がかなり力を入れています。文部科学省が直接補助金を配当するので、かなり強く要求できるからでしょう。小・中・高校よりもずっと急激な改革が進められています。 AP、FDという見慣れぬ記号は、意味をもたない符丁にしか見えません。 コンソーシアム、プラットホーム、コンピテンシー、ディプロマ・サプリメント等々。 うーん。よくわからない。横文字が飛び交い、話し手はその用語に意...
ブログ
03/08
学校概要
 あえてゆっくりと考える。ゆっくりと読む。 別に、加齢ゆえの現象ではなく、意志としてゆっくりと行動するようにしています。すると、深く考え、深く読めるようになってきました。 かつては「切れ者」であることを望み、「愚鈍」であると思われないようにと、頭の回転のよよさを追求していましたが、60歳を超えたのでそのように思われてもいいかな、という気持ちもあり、「ゆっくり」を自分に言い聞かせて生きるようにしています。 ゆっくりと聞く。ゆっくりと話す。ゆっくりと見る。ゆっくりと食べる。ゆっくりと散歩する。 急かない、焦らない、短気にならない。時々、足を止めること。 昨日のメッセージにも、ニーチェの引用をしましたが。「じっと待つ」ことも大切ですね。 もちろん、高速も必要です。高速で処理する。高速で対応する。高速で逃げる。 特に、回避するのは高速でなければなりません。高速で処理するからゆっくりの時間が生まれるわけですから。 「君たちは、じっと待つことができるだけの内容を、自己のうちにそなえてはいない。-それで、怠惰にさえもなれないのだ!」 昨日示したニーチェの言葉です。 昔、車のエンジンかあまり発達して...
3月9日(土)は併願入学説明会です。本校合格発表の際のご連絡を再掲載いたします。 説明会と採寸・スクールバス(自家用車可)・持参品などの情報をPDFでご確認ください。 併願入学説明会.pdf
 「読解力・言葉力・日本語」を真剣に考えるようになり、また、勉強・研究するようになって約50日、最近は言葉に敏感になってきました。 昨日、西尾幹二氏の『ヨーロッパの個人主義』という本を紹介しましたが、学生時代(なんと40年も前!)の同時期に読んだ、同氏の『ニーチェとの対話』(講談社現代新書、1978年)を本棚から発見しました。 「誰でも人は、結局のところ、自分自身を体験するだけだ」(ニーチェ『ツァラトゥストラはかく語りき』より、p.7) パラパラとページをめくると、こんな言葉が目に飛び込んできました。 うーん。すごい言葉ですね。若い頃にはこの言葉の意味が分からなかったようで、赤の線は引いてありませんでした。自分というものは、歳を重ねるにしたがってその質量が増してくる。最後には自分としてしか世界を味わえないという諦め。このようなことをこの言葉から感じられるほどに長く生きてきたのでしょう。 「個性は決して主張するものではなく、意図せず自然ににじみ出てくるものでなければならない」(p.118) ここには赤線が引いてありました。本を読み直すと、自分の来し方を振り返ることができますね。 言葉に敏感になるというこ...
ブログ
03/06
学校概要
 昨日は週休日で、しかも、いい天気だったので、3時間半ほどサイクリングしました。春の香りがしてさわやかだったので、52キロメートルと、久しぶりにしては少々長い距離をこいでしまいました。 自分の力で長い距離を走れることが、自転車のいいところです。もちろん、徒歩では10数キロが限界なので、自転車というテクノロジーを活用しているのですが、車と違って動力は自分の肉体です。自分の力で動いていると、車に乗っていては見えないもの、聞こえないもの、感じられないものを五感で味わうことができます。そして、精神がいきいきと蘇ってくるような心持ちになります。これが生身の素晴らしさですね。 話は変わりますが、昨日から、『個人主義とは何か』(西尾幹二著、PHP新書、2007年)を読んでいます。実は、この本は、1969年に『ヨーロッパの個人主義』(講談社現代新書)として出版された本の復刻版です。学生時代に読んだことを覚えています。前日、本屋で『個人主義とは何か』を見かけて購入し、再読しているところです。最近、昔の文章ばかり読んでいますが、時間に磨かれた文章は滋味ゆたかで、読み込めば読み込むほど、その深さに気づきます...
ブログ
03/06
学校からのお知らせ
卒業式準備のため、卒業式参列の意志をお聞かせください。 参加しない場合も含めて、全員の回答をお願いします。 調査が遅れたことをお詫び申し上げます。 3月10日までにご回答願います。   >>卒業式参列調査
ブログ
03/04
学校概要
 昨日は、昼頃から生憎の雨になり、残念ながら馬鈴薯の種芋を植えることができず、その結果、地に足をつけるという「倫理的」な営みができませんでした。そこで、「晴耕雨読」という素敵な日本語に寄りかかって、本を読み続けました。 さて、今日は、昨日読んだ『20歳からの〈現代文〉入門』(中島克治著、NHK生活人新書、2016年)から、いくつかの文を紹介したいと思います。私の拙い文章や考えより、良い本には良い言葉や文章や考えがたくさんあります。時には、「思想」という貴重な宝物も見つけることができます。私は目利きではないので、果たして私の選び出したものが「宝玉」かどうかは不明ではありますが、ご賞味ください。 ただ、生徒たちに「読む力」を育てるのは大切だということ、そして、私たち大人も「読む力」を付けなければならないことを、一言付け加えておきたいと思います。 「本を読む行為の中に、主体的な取り組みや模索を改めて組み込めないだろうか」「読んだ作品の、本当の価値の中に歩み出す」(読解という行為はただ意味を読み取るにとどまらず、そこから得たことをいかに生きる行為の中に組み込むか、そのことが大切だということだと私は...
ブログ
03/03
学校概要
 昨日のメッセージで、亀井勝一郎氏の『日本人の精神史』からの引用を、ひとつ忘れていました。 「拒絶の政治的ポーズの大きさに比べて、拒絶の倫理的深さがない」です。 とても重要な箇所です。日本人の抵抗というものが、たんに政治的な抵抗、しかも、ポーズに過ぎないとし、さらに、倫理的な抵抗がないという趣旨でしょう。「倫理的深さ」という言葉も洗練されていていいですね。 今般、起業のデータ改ざんや偽装のニュースが頻繁に報道されています。これだけ掘れば出てくるような状況ということは、きっとそのあたりの土地のあちこちに埋まっているのでしょう。 この問題には、法令の網の目をかいくぐり、見つからなければよい、という日本人の意識があると私は思っています。見つかろうとなかろうと、「狡いことはしてはならぬ。ごまかしはならぬ。卑怯はならぬ」という倫理観が日本人からなくなっているのです。 集団で一人をいじめる。これは卑怯な振る舞いです。それは「いけない」と禁止されるものである以上に、倫理として「行ってはならぬ」と一人一人が「抵抗」しなければならない、まさに「思想」に関わることなのです。 このような「倫理的な抵抗」...
ブログ
03/02
学校概要
 今日も亀井勝一郎をゆっくりと読んでいると、彼の言っていることが身にしみて分かるようになった自分を発見しました。 高校時代、彼の『愛の無常について』や『我が精神の遍歴』を読んだことを思い出しました。その頃は、匂いを嗅ぐ程度しか読めていなくて、ほとんど意味が分からなかったため、それらの本の内容をまったく思い出せません。きっと何も得ることはできなかったのでしょうね。でも、匂いを嗅いだという経験は私を成長させたはずだと、昔の自分をかばいだてしたい気持ちもあります。 「私は『思想』を『思想』たらしめる原動力のひとつは、拒絶の大きさだと思っている」「現代人である我々は、遺憾ながら深い拒絶を失っている」「我々は『ものわかりのよさ』と『あいまいさ』の中に漂っている自己を嫌悪しているのだ」 自分には軸となる自らの思想がない。私が20代の頃からずっと抱いている感情について明確に書かれています。 亀井氏は、「日本の思想」をつくる糸口を「日本人の精神史」に見出そうとしたに違いありません。この四部作を読めば、40年にわたる自己嫌悪を消し去ることができるのではないか。そんな期待を抱いています。 さて、この文...
ブログ
03/01
学校概要
 約40日ぶりのメッセージです。 この「顧問感覚(コモンセンス)」は終了したのかとの質問を何度か受けましたが、執筆を開始できるほどに充電するまで時間がかかってしまいました。 さて、この間、「読解力・言葉力・日本語」について勉強をしていました。日本人の「読む力」が弱まっているのではないかと感じたからです。もちろん、私も入ります。そこで関連した文献を読み、考え続けています。その範囲は、言語学、哲学、認知科学、脳科学、仏教、日本史、漢文、古文、現代文、英語、教育学など、かなりの広がりをもっています。 文献を読みながら思ったことは、私自身、読解力がないということです。わからない言葉もありますし、何を言っているのか難解なところもたくさんあります。資料をたくさん読もうとして、速く読んでいると、あいまいなところをとばし読みしたり、浅く考えて分かったつもりになっていることがわかりました。 そこで、じっくりと、というより、意識してゆっくりと読むことにしました。はっきりと分からないところでは立ち止まり、必要に応じてノートを取るようにもしました。自分自身の読解が「読解の実践」となっています。 今読んでいる...
3月2日(土)単願プレ登校は説明会資料の記載通り実施します。 ・会場がアカデメイア(入学試験会場)になりました。 ・靴を入れる袋も持参してください。 ・終了後食堂を利用して13時台のスクールバス(全拠点)の利用も可能です。 ・ピアノのオーデションを終了後に実施します。(指揮者も残ってください) ・持ってくるものに「ベニスの商人」プリントが追加されます。
ブログ
02/23
学校からのお知らせ
標記の件についてご連絡します。 それぞれ、下記より所定のページへ飛びご確認ください。 参観申し込みも受け付け中です。   >>>特別運行バス情報 >>>未来TED2019詳細、参観申し込み