顧問感覚

コモンセンス

楽しむ

 今日から本格的に授業開始。
 私も始業前の「学びのサプリ」講座、2時間目が中学2年「哲学」、3時間目がH・S合同の高校1年「哲学」、5時間目が中学1年「哲学」と、4時間ほど授業を行いました。猛暑の夏休み明けというのに、開智未来生は夏休みボケはなく、集中して授業に参加しています。素晴らしいですね。
 生徒たちにこんなことを伝えました。
 「何となく過ごせばただの時間ですが、ねらいをもって過ごせば意味ある時間になる。意味ある2学期を過ごしましょう」
 この時間という言葉を「1日」「1年」「1生」と置き換えることもできます。開智未来生には意味をつくれる人間になってほしいですね。
 さて、私の2学期のねらい(テーマ)を「楽しむ」としました。大変なことも嫌なことも、もちろん、好きなことも徹底して「楽しむ」。そんな生き方をしたいと思っています。
 齢を重ねると、いろいろなことがしみじみと分かってきます。
  『子曰、知之者不如好之者、好之者不如楽之者』(子曰く、これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず)
 『論語』の有名な一節ですが、「楽しむこと」は究極の境地ですね。昨日も、夕方暑い中、1時間ほど歩いたり走ったりしました。「トレイルラン」をできるようになりたい。この夏、そんな夢が出来ました。そこでリュックに水筒を入れて、近所の田んぼのある風景の中を、時には歩き、興味のあるものを見つけたときは駆け寄ったりしながら、身体はきつくて苦しいのですが、楽しんでいます。
 なぜ楽しいのでしょうか。走りに自らの意味を持たせたからです。人間というものは奥深いものですね。
 生徒たちと意味深い2学期を楽しんでいこうと思います。
〈追伸〉
 楽しむと笑顔になってきます。また、笑顔になると楽しむことができます。そして、楽しむことで意味が生まれてきます。「未来スマイル」の初心に戻りたいと思います。

2学期始動

 開智未来は今日から2学期です。他の学校より夏休みが早く始まるので、その分2学期が早く始まります。
 始業式で加藤校長の式辞がありました。1学期の始業式はスターティングセミナーの引率中、そして、1学期終業式は大学での勤務だったので、加藤校長の式辞を聴くのは初めてです。肩の荷が下りて、ホッとしながら生徒たちと一緒にメモを取りながら聞きました。
 「満足した夏休みでしたか?」
 生徒たちに問いかけた後、こんな話がありました。
 「ダラダラして、逃げてしまった人もいると思います。誰しもいい生活がしたいと思っています。しかし、何もしないでいい生活は転がり込んではきません」
 やさしい語り口調ですが、奥の深い、しかも、毅然とした言葉です。
 誰しもいい生活がしたい、と思っている。
 すべての生徒を思い遣る、やさしさに溢れる言葉です。みんな自分を大切にしたいと思って、幸せになりたいと思って生きているのですよね。
 その言葉に続いて、何もしないでいい生活は転がり込んでこない、ときっぱりと言い切っています。これは加藤校長の信条に違いありません。優しい中に厳しさを兼ね備えた言葉です。
 思わずメモしました。学ぶということは楽しいですね。同じ言葉をメモした開智未来生もいるでしょう。
 2学期は、生徒たちと同じ気持ちで学んでいきたいと思っています。
〈追伸〉
 9月1日(土)に行われる「共育講座」のテキストを作成中です。スーパーエイジング・サプリと銘打った講座になります。気合いが入っています。楽しみにしていてください。

ワクワクの2学期

 本日から夏期講習(後期)が始まりました。そして、今週の土曜日に始業式があり、2学期が始まります。開智未来は夏休みが早く始まるため、その分、2学期も早く始まります。
 やはり、学校は生徒たちで賑わっていなければ学校らしくありませんね。夏休みボケの表情もなく、生徒たちは「学びの朝」を行っています。校長を退任して顧問となって、より客観的に開智未来を見られるようになりましたが、そのような目で見ても、本校の「学びの朝」は素晴らしいですね。長期休業明け(いいえ、まだ夏休み中です!?)であっても、生徒たちは始業前から楽しそうに勉強しています。それは、人間が本質的に学びが好きだからに違いありません。
 私は始業前に「学びのサプリ」講座を行いました。20人近い生徒が、忘れることなく参加しました。この講座は受講生に「1週間分のやる気」を提供することをねらいとしたものですが、かえって私の方が生徒たちからやる気をもらっているようです。
 サプリ講座ではこんな話をしました。
 「今日から後期講習で土曜日が始業式です。いつから2学期なのかがわからないのが開智未来の特徴ですが、新学期のスタートは生徒自身が決めるべきだと思っています。それが開智未来なのです。夏休みがまだ納得できていない人は、最大、授業の始まる来週の月曜日から2学期が始まると考えてもよいでしょう。長期休業中にしかできない『がっつりした学習』をあと1週間で仕上げましょう。すでに納得できる夏休みを過ごした人は、今日から弾丸スタートを切ってください。弾丸スタートのポイントは『グズグズしない身体、クリアーな感覚、高速の脳』です」
 さて、開智未来のワクワクの2学期が始まります。

のど元過ぎれば

 昨日から急に涼しくなりました。
 今日、正午の外気温は29度。猛暑に慣れてしまった身体には物足りなく感じます。我ながら環境への適応力に驚いています。
 考えてみれば、今から半世紀近く前のこと、私の中学・高校時代の夏はこの程度だったのですね。日中も風通しのよい家の中では、エアコン無しで昼寝が出来ました。それでも「暑い夏」だと感じていました。それが今や「涼しい、物足りない」と思ってしまうのですから、年々凶暴化する猛暑・酷暑に、自らジャングルの熱帯人となったのかもしれません。
 これからの時代は「暑さに強い人間」が生き残る。
 最近、そのように考えています。
 暑さに弱い人間は、夜も含めて一日中エアコンの効いた屋内に居て、暑さに強い人間だけが外を活動している。日本に、弱暑の民と強暑の民、2つの民族が出現する。弱暑の民は部屋の中でコンピュータに向かい、強暑の民は、幼い頃に読んだ絵本よろしく、槍と盾をもった腰蓑の部族よろしく、半袖半ズボンの帽子姿で片手に日傘、片手にペットボトルをもって、強烈な日差しの中を闊歩する。思考方法も弱暑の民と強暑の民は違うかもしれません。
 動物も昆虫も弱暑種は秋に活動し、強暑種は真夏に活動する。植物もそうなるかもしれません。地球が温暖化する中、適者生存の原理に基づき、強暑の民や種が生き残って進化していく。私は強暑の民で、日焼けした姿で走り回っている。
 猛暑をネタに妄想をしながら、アフリカ起源の「ダウンビート」のダンスを踊って楽しんでいます。
 もう少し、猛暑を楽しみたいな。のど元過ぎれば熱さ(暑さ)忘れる、です。これは人間が強い証拠でしょう。

久しぶりのサプリ

 今日は高校募集の体験授業があり、そこで「中学生勉強ミニサプリ」と「親サプリ」を行いました。久しぶりのサプリでした。
 サプリとは、突き止めると、「自分の機能を高める実践方法」です。ですから、私自身が自分の機能を高める生き方をしていなければ、サプリ講座を行う資格がありません。姿勢、顔の表情、言葉の使い方、話の展開等々、サプリの姿で私の状態が分かってしまうので、結構緊張します。それが心地よくもあり、日々の生き方を頑張れる要因でもあります。
 この夏は身体機能を高める実践をしてきたので、今日のサプリは身体的には自信をもって臨めました。参加した方々には、私の声や身体から何かを感じていただければ幸いです。
 今日の参加者の一人から、「上の子が昨年サプリを聞いて偏差値が30アップをしたという報告を聞きました。これまで18ポイントが最高でしたので、驚きました。偏差値が40台から72まで伸びたそうです。その結果、県立の進学校へ進んだそうです。サプリを聞いて、すぐに『学びのサプリ』(学事出版)を購入し、2回読んで生き方を変えたとのこと。その行動力や積極性が彼を変えたのでしょう。
 「家に帰ったら、教養・知性を高めるよう、そのためには読書が必要だ伝えてください」
 保護者の方にお話しました。
 サプリが求めているのは「生涯学力」です。60歳を過ぎても成長する生き方です。彼がこれからどのように成長するか楽しみです。
 さて、来週から開智未来では夏期講習が始まります。事実上の2学期がスタートとなります。早々に、8月20日(月)の朝には「学びのサプリ」があります。成長した自分になって開智未来生たちと会いたいと思っています。
 私のやる気の根元は、開智未来生にあるのですね。

猛暑の夏休み

 長らくメッセージをお休みしました。
 今日は久しぶりに開智未来で勤務しています。この間、2日ほど開智国際大学へ行きましたが、それ以外は完全夏休みで自宅で「5・5・5」生活を続けていました。
 皆さんはこの猛暑の夏をいかがお過ごしでしたか。
 7月のメッセージで「猛暑」について何度か書きました。この猛暑にどのように対応するか。早起きして朝の涼しいうちに勉強して……。あとは図書館などで生活する、などと暑さから避難することばかり考えていました。
 実際に、この2週間は、汗まみれになって日中に草取りや家の片づけをしたり、さらには、90㎞のサイクリングしたり5時間のハイキングをしたりと、猛暑の中、毎日動き続けました。そうすると、暑さが嫌にならなくなってきました。それどころか、この暑さの中動き回れる自分に自信が付いてきました。
 よし、これからアスリートになろう!そんな途方もない夢も生まれました。
 逃げないことが大切。この当たり前のことの重要性に改めて気付きました。
 逃げたら何でもマイナスになってしまう。逃げずに積極的に立ち向かうとそこに意味が生まれる。
 人生というものもそうなのかもしれません。
 仏教では、生・病・老・死を「四苦」と言います。「四苦八苦する」の「四苦」です。この四苦も、逃げずに積極的に立ち向かうと意味が生まれるのでしょう。
 生きること、病になること、老いること、そして、死ぬこと。これらは避けられないものですが、誰もが避けたいと思っていることです。しかし、それらも立ち向かっていけば意味が生じてくるのでないでしょうか。
 猛暑から学んだことです。
 猛暑だったからこそ、私にとって有意義な夏休みになりました。
 猛暑の2018年の夏、平成最後の夏をお楽しみください。

「5・5・5」生活

 3日ほど「顧問からのメッセージ:顧問感覚(コモンセンス)」をお休みしました。この間、高校3年生の進学講習を除いて学校は休みとなり、本格的な夏休みとなりました。
 この完全夏休みの期間は「5・5・5」で生活する!
 たいして考えもしないで、語呂がいいのでこんな目標を立てました。
 「5・5・5」とは、1日24時間のうち、5時間勉強する、5時間家事をする、5時間身体エクササイズをする、という意味です。残りの9時間は食事、睡眠、洗顔、入浴等の時間です。
 5時間の勉強は、これまでの完全夏休み期間と比べるとやや少なめですが、家事を多くするために減らしました。
 この3日間は、庭と畑の草取り、葡萄の袋かけ、網の清掃と窓ふき、2階納戸の整理……、と猛暑に負けず汗だくになって動き続けました。やるべきことをリストアップすると10数項目になります。まだまだたくさんやるべき事があります。これも身心のトレーニングと考え、テキパキと頭と身体を動かそうと考えています。
 意外と大変なのは「身体エクササイズ」です。日中を避けて、早朝や夕方に散歩や自転車をしたり、夜にダンスをしたりと頑張っているのですが、せいぜい2時間です。そこで、五感を鍛えることもエクササイズだと、ギターで指先を使い、音楽を耳を澄まして聴いて聴覚を養い、テレビも焦点を当てて見て視覚を鍛えています。これらもエクササイズとしました。それでも5時間にならないので、「身体エクササイズ」を「身心エクササイズ」と変更して、心を動かしたり、脳を動かしたり、身体を動かしたりと、まさに全身のトレーニングに励んでいます。
 こうやって3日間を過ごすうちに、この生活がサプリそのものであることに気付きました。
 今日は4日目。
 サプリで猛暑に立ち向かい、充実した1日にしたいと思います。
 猛暑も楽しからずや。元気に過ごしていきましょう。

駆け回る身心・駆け回る知性

 今日は中学体験授業。台風が通過し、強い日差しが戻る中、129組の方が参加してくれました。
 私も満員のアカデメイアで「親子サプリ」を行いました。
 メモを取ってサプリを受けることが定着しているようで、多くの小学生がノートを持参していました。目を輝かせて私の言葉をもぎ取っている姿がまぶしかったです。
 昨晩、「駆け回る身心・駆け回る知性」という言葉を考えました。
 今、私は自転車に乗ったり、本格的にウォーキングを始めたりと、身体的にもアクティブに生活しています。足腰もかなり鍛えられてきました。
 実は、私が目標としているのは、野山を駆け回ることなのです。子どもじみていると思われるでしょうが、散歩やハイキングの途中、美しい花や興味のあるものへ、子どものように走り寄る人間になりたいてのす。
 そのためには、まず「駆け回る身体」がなければなりません。いろいろなものに感動し興味をもつ「駆け回る心」がなければなりません。
 そして、さらにいろいろなことを深く広く考えられる「駆け回る脳」も得たいと思っています。
 それが「駆け回る身心・駆け回る知性」です。
 本日サプリを聞いてくれた小学生のように、いつまでも「まぶしい姿」でいたいですね。
 雨も上がりました。これから家に帰って、自転車で野分け後の利根川を走り回る予定です。脳や心は身体から。80歳までは駆け回れる人間でいたい、と密かに思っています。

真剣サプリ

 台風が心配されましたが、「高校説明会・勉強サプリ」が無事終了しました。約70組の方に参加いただきました。
 やはりサプリは楽しいですね。
 子どもたちの、伸びようとする真剣な表情に接することができるからです。私自身も本気で伸びようと、サプリを実践しています。子どもたちは私の真剣さを受け止めて、真剣さで返してくります。
 本気で死力を尽くして打ち合ったテニスのラリーのような感じです。
 皆、本気で伸びたいと思っているのですね。しかし、その本気が、世間では、また、学校では揶揄されたり、バカにされたりして、本気で伸びたいと思っている姿を隠して、息を凝らして子どもたちは生きているのでしょう。だから、本気で伸びようというサプリの雰囲気に安心して、真剣な表情をするのでしょう。
 自分を偽る必要はありません。自分に対しては正直であり続けましょう。
 子どもたちに訴えたいと思います。
 さて、明日は中学校体験授業で「親子サプリ」を行います。すでに130組近くの方が申し込んでいます。私のライフワークであるサプリを、一緒に楽しみたいと思っています。
〈追伸〉
 台風が日本列島を西へ横断する恐れがあるとのこと。災害が再び起こらぬよう、人々がこれ以上苦しまないよう、祈っています。

明日は本格サプリ!

 明日は開智未来で「高校説明会・勉強サプリ」が実施されます。私にとっては、久しぶりの本格的な「サプリ」です。
 サプリは平成17年、県立高校の教頭時代に「学びのサプリ」として高校3年生を対象に開始したもので、本校の教育もこの考え方に基づいてつくりました。
 高校生向けのサプリは、本校での「哲学」の授業に継承され、生徒募集活動の中で、「中学生勉強サプリ」や「小学生サプリ」が行われるようになりました。また、保護者向けの「親サプリ」や「大人のサプリ」、教員向けの「教員サプリ」や「管理職サプリ」なども開発しました。
 今は、還暦を過ぎた身として、「エイジング・サプリ」も研究中です。その成果は9月1日に実施する、本校保護者向けの「教育講座」で発表しようと思っています。80歳定年、平均寿命100歳の時代に向けた、身心や脳の鍛え方・楽しみ方を考えてみたいと思っています。
 さて、明日の中学生勉強サプリですが、今から気合いが入っています。
 夢の持ち方、やる気の出し方、脳の機能を高める方法等、猛暑の中で高校入試に向かって「頑張りたい」と思っている中学生の心に届くサプリになればと思っています。
 楽しみにしていてくださいね。
 台風が心配されていますが、一緒に台風を吹き飛ばしましょう。