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校長からのメッセージ

~校長が語る開智未来~
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2017/04/30new

はじまり

| by 関根均
 昨日、春日部市のふれあいキューブで行われた「東部私学の集い」に参加してきました。この催しは東部地区にある私立高校6校が集まって、午前と午後にそれぞれ1回20分の学校説明を行い、一方でブースをつくって個別に説明するというものです。開智未来のブースには120組の方に来ていただきました。
 平成30年度生の高校の生徒募集開始の日です。早いもので第8期生です。中学から高校への「離陸」を意識し始めた中学3年生たちの、何と初々しいことか。私はこの時期の夢と希望と不安の入り交じった、きりっとした姿が大好きです。そして、人生の中で最も成長する時期であると思っています。
 20分の学校説明では、タブレットを操作してパワーポイントを示し、説明するというプレゼンの方法で行いました。これまでは「学びのサプリ」のテキストを使って、身体と言葉だけで伝えるという「サプリの手法」でしたが、今年は大変身をしました。とは言っても、プレゼンは加藤教頭がつくったもので、タブレットの操作も教わりました。
 ICTを活用しつつ、一方でサプリの身体性も発揮する。
 デジタルとアナログの融合を目指したプレゼンでした。いかがでしたでしょうか。
 今年の開智未来は「ルネサンス」の年。「隗より始めよ」ですから校長である私も大きく変わらなければなりませんね。
 さて、今朝はいつものように4時過ぎに起きて、5時から葡萄棚の見える自室で『授業サプリ』の原稿を書いています。『授業サプリ』は昨年9月に出版した『学びのサプリ』の第2弾で、7月下旬には出版したいと思っています。そのためには5月いっぱいに原稿を書き、6月中に校正を終えなければなりません。
 大変ですが、楽しい時間を過ごしたいと思っています。
11:57
2017/04/28new

夢は叶う

| by 関根均
 昨日は千葉県柏市にある「開智国際大学」へ行ってきました。今年から大学内に開智教育研究所を発足し、私がその副所長になったからです。青木理事長、北垣学長、柿添所長とその構想づくりの会議を行いました。
 私は大学卒業後、教育における理論と実践の連携を考えて県立高校の教員になりました。まずは教員として教育の実践を行い、その後、再び大学に戻って学ぼうと考えていたのです。そこで30歳の頃に、上越教育大学大学院で2年間、教育における理論と実践について研究して修士論文を書きました。
 不思議なものですね。開智学園に移り、夢だった中高一貫校を新設し、その開智学園が日本橋女学館と合併して大学を持ち、そこで理論と実践をつなげる教育研究所が設立され、その副所長になる。私が教員になった理論と実践の統合に還暦を過ぎて関わることができるのですから。
 夢は叶う。
 開智学園に来て、たくさんの夢が叶いました。夢の続きはまだまだありそうです。
12:55
2017/04/26new

教えない教え

| by 関根均
 昨日から『思考の整理学』(外山滋比古著、ちくま文庫)を読み返しています。教員になってから20代後半に読んだ本で、数年前に東大や京大の学生に最も読まれている本として再評価されました。
 教員になってから、倫理の授業で考え方を育てようと、この本のような知の方法論に関する本を多読したのが今のサプリの源になったのかもしれません。
 さて、次の文を読み、改めて教育の奥深さを考えさせられました。
 「本当のところはなかなか教えない。いかにも陰険のようだが、結局、それが教わる側のためになる。それを経験で知っていた。……学ぼうとしているものに、惜し気なく教えるのが決して賢明でないことを知っていたのである」
 「いまの学校は、教える側が積極的でありすぎる。親切でありすぎる」
 サプリや「哲学」の授業で、様々な知の技法を教えています。開智未来生たちにたくさんのことを伝えたくて、哲学のテキストも日々開発しています。しかし、教えないことも大切なのですね。
 教育は奥深いです。その奥深さをもっと深く哲学していきたいと思っています。
17:54
2017/04/24

哲学のある学校

| by 関根均
 一昨日、『読まずに死ねない哲学名著50冊』(平原卓著、フォレスト出版、2016年)を久喜駅構内の本屋で見かけ、題名に引かれて買いました。その序文に次のような文章がありました。
 「哲学の面白いところは、考えるための“材料”は、一人ひとりの生の中にあるということです。心の動きに目をこらし、それをうまく概念へと仕上げること」
 まさに私が「学びのサプリ」で行ってきた作業です。自分のやってきたことは哲学だったんだと思いました。ちょっと嬉しくなりました。
 今日は高校入学の高校1年(1H)と高校2年(2H、2S合同)の「哲学」の授業がありました。哲学という言葉をたくさん使いました。
 「哲学には3つの要素があると私は考えます。本質に迫ろうとする姿勢、全体を俯瞰する姿勢、そして、自分の生き方とつなげる姿勢です」
 開校7年目。やっと私がこの開智未来で行ってきたことが「哲学」の形になり始めました。
 哲学という言葉が死語になりつつある今の時代に、サプリという哲学をつくること、開智未来という学校をつくることは一つの挑戦だと思いますが、新たなエネルギーが湧いてきました。
19:14
2017/04/22

加賀(かーがー)の一向一揆

| by 関根均
 今日は早朝に「東大ゼミ」、そのあと中学3年「哲学」、そして、中学校説明会と充実した午前中を過ごしました。
 今年の東大ゼミは過去最大の人数で、2・3年生混合のグループをつくり、今までで一番活気に満ちたゼミとなっています。そして、先輩から後輩へと生徒たちの間で引き継がれるゼミになることを望んでいます。
 中学3年の「哲学」も生徒たちのやる気が私に伝わってきて充実したものになりました。今年の3年生のテーマは「自立-自律-集団、探究、仏教、自己と社会、思考のスキル、論理」の6つです。今日はIB(国際バカロレア)にも触れました。本校はIB校ではありませんが、開智未来の教育やサプリ自体にIBの考え方がすでに含まれています。PYP(IB初等教育プログラム)で掲げられた「Social Skills」を生徒に示しました。
 「スキルを示してもそれを暗唱しなければ身体化(スキル化)できません。ですから、サプリや開智未来の教育ではそれらを暗唱して実行します。例えば、『ねらい、メモ、反応、発表、質問、振り返り』の6つの授業姿勢がそうですね。そこで「責任を引き受けること(Accepting responsibility)、他の人を大切にすること(Respecting others)、協力すること(Cooperating)、対立を解決すること(Resolving conflict)、集団で意志決定すること(Group decision-making)、集団内でのさまざまな役割を負うこと(Adopting a variety of group roles)の6つの英語を覚えましょう」
 覚えるにはサプリの呪文のように覚えやすくする必要があります。頭文字を入れ替えて「CARGAR」としました。
 「加賀(かーがー)の一向一揆です」
 オヤジギャグで生徒たちに苦笑されましたが、これで覚えてくれるでしょう。次回は暗唱テストです。理屈を実行して初めて実践になります。これもサプリの考え方です。
 中学説明会も生徒の発表を中心にして、生徒たちの成長を感じてもらえるようにしました。また、中学3年「哲学」の授業も見学していただきました。いかがでしたか。次回も本日とは違ったメニューで開智未来の教育を体感してもらおうと計画しています。また、例年の小学生サプリも行う機会を持ちます。
 今年は「ルネサンス」の年。開智未来の教育をさらに進化させたいと思っています。
12:35
2017/04/19

還暦

| by 関根均
 私は信念で生きている部類の人間であると思っています。そうやって生きてきた中で、この開智未来をつくってきました。また、生徒に訴えてきました。だから、そこに教育が存在し得たと自負しています。
 本日、私は60歳になりました。開智未来が開校して7年目「ルネサンス」の年、開智未来を構想してちょうど10年目の年に還暦を迎えるのは象徴的なことだと感じています。
 これからは2巡目の人生です。信念という「essence(本質)」を第一に開智未来の教育に全力で専心したいと思います。よろしくお願いします。
07:14
2017/04/17

何かが変化している

| by 関根均
 今日は1S(一貫課程の高校1年)の「哲学」がありました。3月18日の進級式以来です。
 不思議なものですね。高校生になるといつの間にか高校生らしい姿になってきます。開智未来の場合、高校入学生もいます。また、学年団の先生方もかなり変わりました。中高一貫生であってもひとつの節目となったのでしょう。
 人間は変化の中で成長すると私は考えています。そこで学校という所に「変化」をつくっていくことは重要です。
 自立(中1)-自律(中2)-集団(中3)-自己(高1)-世界(高2)-未来(高3)
 これは各学年のテーマです。先生方にも生徒にも示しています。学年が進級する4月に生徒たちに意識させます。そこに変化、節目、非連続といったものを意識させたいからです。
 今日は新学期が始まって10日目。1か月以上過ぎたような心持ちです。何かが大きく変化しています。何かが躍動しています。
 新年度のよいスタートが切れていると実感しています。そして、校長としても毎日が楽しいです。
16:15
2017/04/15

私の元気の素(サプリ)

| by 関根均
 今日は7時50分から本年度最初の「東大ゼミ」を行いました。今年は第5期となります。3月に卒業した中学入学生が中学3年生の時に、生徒たちから東大に合格するための講座を開いてほしいと頼まれ、それならば他の仲間、そして、下の学年(中学2年生)にも声をかけることを条件に開始しました。
 今年は中学3年と2年で合計143名の生徒たちが参加します。これまでで最高人数です。゛れの学年のほぼ同数の生徒が参加するので、学年の先生方に中学2・3年生混合のグループを23班つくってもらいました。先輩が後輩を引っ張り、後輩が先輩から学ぶ。学年を超えた学びの集団ができました。生徒たちの熱心な姿勢に私もたくさんの元気をもらいました。
 さあ、新たな東大ゼミの始まりです。何しろ、今年は「ルネサンス」ですから。
 東大ゼミ修了後、急いで大宮へ向かい、日能研大宮教室で親サプリを行いました。小学4年生の保護者の方を対象にしたサプリと小学5年生の保護者の方を対象にしたサプリを、それぞれ行いました。とても熱心に聞いていただきました。特に小学5年生の保護者の方は、昨年も聞いている方が半数いらっしゃったので、本校の保護者に対してサプリを行っているような雰囲気でした。
 「メモ、もぎとり、うなずき」もパーフェクトで、しかも、未来スマイルです。
 「とても熱心に聞いていただいてありがとうございます。しかし、心配なことが一つあります。熱心に聞いたことを熱心にお子様に求めないでくださいね(笑)。カルピスと同じです。3倍に希釈して差し上げてください。野菜の肥料と同じです。薄めないと枯れてしまいます」
 サプリで初めて言った言葉です。それほどいい雰囲気のサプリでした。本当にありがとうございました。私にとってもサプリ(元気の素)となりました。
16:50
2017/04/13

不思議で面白いもの

| by 関根均
 昨日のメッセージを1日遅れで掲載します。書いたのですが、掲載するのを忘れていました。
 ☆   ☆   ☆
 スターティング・セミナーを終えて久しぶりの学校です。
 朝7時30分にアカデメイアに行くと、新入生たちも先輩たちに混じって勉強していました。7時45分頃には二人がけでは満員となったため、中学生たちには三人がけをお願いしました。中にはこのアカデメイアで朝学習がしたくて開智未来に入学してきた生徒たちもいます。本当に不思議な空間ですね。しかし、開智未来でしか味わえない空間でしょう。
 1時間目は高校1年の1S(中学入学)と1H(高校入学)の対面式がありました。温かい会でした。迎える方も迎えられる方も少々はにかみながらも嬉しそうでした。それを見る私も嬉しくなってしまいました。
 さて、今『月刊高校教育』の連載原稿を書いています。締め切りは明日です。テーマは「非連続の連続」で、スターティング・セミナーを題材にして、人間の成長とは何かについて考えています。併せて、書くことで今回のスターティング・セミナーを整理しています。
 原稿の一部を紹介します。
 「非連続は人間の成長の契機となる。人間の成長とは比例式の変化ではなく、非連続のプロセスである。そして、一人一人の生徒に非連続を養い促すことが教育の本質である、と私は考えている」
 少々理屈っぽいですね。でも、人間というものは不思議で面白いものです。その不思議で面白い人間を育てる教育という営みも不思議で面白いものですね。そして、その不思議で面白い生徒たちがたくさんいる学校という所も不思議で面白い所ですね。
18:34
2017/04/10

新生活の幸せ

| by 関根均
 スターティング・セミナーから自宅に帰ってきたところです。
 充実した、有意義な3日間でした。そして、私にとってとても幸せな時間でした。
 開智未来を選んでくれた入学生たち。説明会やサプリ、そして、個別相談で会った生徒たちと同じ学校の人間として食事や教育活動を共にすることができたのですから。変な喩えですが、好きだった人と結婚して生活を始めたような気持ちです。
 スターティング・セミナーでは、学び合い、身心開放、身体表現、英語劇、アップエクササイズ、自分たちで学びとる数学など多様な活動をしますが、それらがつながりながら一つの「開智未来の教育」の本質が明確に浮かび上がってきました。
 引率した先生方も、そして、生徒たちも理解できたはずです。いいえ、理解したというより一緒につくり上げたと言った方がよいかもしれません。
 「開智未来の先生たちは個性的です。皆さんの学年の先生はとりわけ個性的です。その個性的な先生たちが開智未来の教育を理解し、皆さんと3年間を過ごします」
 「多くの人は6月頃になると普通の高校生になってしまいます。ルネサンスの皆さんにはこのスターティング・セミナーで得たことを忘れずに開智未来生として成長してください。皆さんが選んだこの学校は普通の学校ではないのですから」
 閉校式でそのような話をすると、生徒たちはニヤニヤしてうなずいています。
 72名のかけがえのない生徒たちです。
18:07
2017/04/09

私は開智未来生です

| by 関根均
 昨日から高校入学生たちとスターティング・セミナーに来ています。
 今回のねらいは「身心開放・身体表現・自己発揮」で、英語での自己紹介とシェークスピア劇、学び合いで自分たちで三角比を学ぶ「数学」、身心開放・身体表現のフィジカルエクササイズ、そして、身体と学びの「哲学」を行っています。ルネサンスの年にふさわしく、これまで行ってきた取組をさらに発展させたプログラムになっています。
 生徒たちの反応と成長に目を見張るものがあります。入学式から3日目ですが、すでにひとつの学びの集団となっています。
 本当に手前味噌ですが、考え尽くした最高のプログラムです。こんなに教育活動にこだわっている、しかも、理論も考えている学校は他にはないでしょう。
 さらに嬉しいのは、先生方も生徒たちも自分たちが何を行おうとしているかを理解していることです。
 「私たちは開智未来生です」
 この言葉が確かな重みをもってきました。
 あいにくの雨。それでも桜は満開です。開智未来も満開です。
13:46
2017/04/07

春の到来

| by 関根均
 今日は午前中は始業式、午後は入学式。「再生(ルネサンス)」の平成29年度が始まりました。
 始業式で校長の式辞を行いながら生徒たちの表情を見ると、この新しい年へ向けての決意が見て取れました。しかも、中学2年生から高校3年生までが同じ方向へ向かっていることを感じました。
 これが開智未来生の素晴らしいところですね。何かを生み出そうとしています。 
 式辞では次のような話をしました。
 「中学第1期生たちが卒業し、開智未来は今年度から新しい段階に入ります。実はこれまで手がけてこれなかったことが1つあります。第1校訓「創造・発信・貢献」の創造と発信です。今年はそのことを全員の力でつくっていきたいと思っています。そして、全国へ開智未来の高い知性を発信していきたいと思います。そこで『未来TED』という新しい取組をします」
 この「未来TED」については後日改めて紹介したいと思いますが、嬉しいのは生徒たちがやる気を伝わってくることです。
 午後の入学式は、一つ一つの次第の内容をていねいに行いました。
 開智未来では生徒が体育館の後ろから、一人一人が数メートルおきに入場します。その姿勢、表情、身のこなしで開智未来生となったことを表します。そして、着席する前に壇上にいる私に顔を向けます。中学入学生も高校入学生も全員と目が合いました。
 私が最も感動する瞬間です。校長の役得ですね。
 すでに開智未来生でした。
 明日から高校入学生はスターティング・セミナーです。中学1年生は私の「哲学」が始まります。第7期生の春、そして、開智未来の7年目の春の到来です。
17:29
2017/04/06

こだわりの入学式

| by 関根均
 今日は中学入学生と高校入学生のプレ登校がありました。
 開智未来では開校以来、「開智未来生となって入学する」という考え方で入学式を行っています。普通の学校は、まず入学を許可し、その後のガイダンス等でその学校の生徒へと育てていきますが、本校では学校説明会の段階で、開智未来生になる準備をし、入学手続き後に「入学サプリ」やプレ登校で開智未来生へと育てることにしています。
 この考え方を「育てる生徒募集」と名付けて、ずっと続けてきました。これも「こだわりのラーメン」です。
 「開智未来生になるとはどういうことですか。心の中は見えません。ですから、開智未来生になるとは、見えるもの、つまり、皆さん自身の姿で開智未来生であることを表すことです。特に、姿勢と表情と身のこなしが大切です」
 実際に顔面ストレッチや目のエクササイズを行い、敬礼の仕方や歩き方を学び、表情ゆたかに大きな声で学年歌の「ビリーブ」を練習しました。
 だんだんと開智未来生になっていくのがわかります。
 手間がかかります。しかし、手間を惜しんだら「こだわりのラーメン」はつくれません。
 午後は、入学生たちが持ってきた野の花を先生方全員で花瓶に挿して、飾り付けをしました。
 さて、明日は「こだわりの入学式」です。
18:19
2017/04/05

土づくり

| by 関根均
 今週は、月曜日から職員会議、学年会議、分掌会議、教科会等、新年度へ向けての準備をしています。
新転任の先生が加わり、学校の暦の中で最も春らしい時期です。
 特に今年は、先生方が生き生きしていると私は感じています。開智未来の教育をみんなで創っていこうという躍動感が伝わってきます。職員会議で本年度の目標等について話しましたが、真剣な表情で聞いてくれます。本日の午後は、入学式の会場準備を行いましたが、椅子運びや紅白幕の設営など、全員がキビキビ動いています。素晴らしいチームワークです。
 本当に開智未来の先生方は素晴らしいですね。
 本日も職員会議がありましたが、そこで先生方に次のような話をしました。
 「学校も宣伝の時代になりました。コースを新設したり、新しい入試を開始したりして人気を集めている学校もありますが、私は本質的な教育を追い求めたいと思っています。かつて、『こだわりのラーメン』に喩えて話したことがありますが、しっかりと出汁を取って、小麦粉を精選して、本物のラーメンを知っている人に美味しいと言っていただけるような、栄養価のあるラーメンをつくりたいと思っています。この6年間でその土壌づくりをしてきたつもりです。地味かもしれませんが手を掛けて本物の教育をする学校でありたいのです。当然と言えば当然のことを行う学校です。しかし、実際にそのような教育を行う学校はほとんどありません。宣伝は下手かもしれませんが本物の教育を目指していきましょう」
 まだまだ不十分なところがたくさんあると思います。また、理解しづらいところもあるかもしれません。
 よい土壌ができればその土に綺麗な花が咲くでしょう。
 先生方を見ながら、この先生方が開智未来の花を咲かせてくれると確信しました。私の役割は土づくり。先生方の花作りを楽しみに見守りたいと思っています。
15:47
2017/04/04

変身2

| by 関根均
 教育の世界では「成長」は重要なキーワードです。教育は子どもたちを成長させる営みであると言うことができるでしょう。
 それでは、成長とは何でしょうか。
 教員になってからずっと考えていることです。
 最近、「変わること」ではないかと考えるようになりました。通常、成長するとは「よりよい人間になること」と考えます。そして、「よい人間」をイメージしてそのような人間になろうとします。しかし、それでは成長とは人間を「よい人間のイメージ」に埋め込む作業になってしまいます。その結果、生の躍動やエネルギーが消えてしまうような気がします。
 昨日のメッセージで「変身」について書きましたが、良い方向かどうかはわからなくても、まず変わることが大切だと思うようになりました。
 変わることで自分の中に何かが生まれる。その生まれたものが価値である。価値が生まれたのだからその変化を成長と呼ぶことができる。
 理屈っぽくてすみません。今年の私の変化のポイントは「学問」と「芸術」なのでお許しください。
 学問と芸術の自分を創っていくことで自分の中に何かが生まれてくることを楽しみにしています。勇気をもって変身する。これまでの自分を捨てることを恐れない。この成長に関する仮説を実証できればと思っています。
14:43
2017/04/03

変身

| by 関根均
 3月18日を最後に2週間ほどメッセージをお休みしました。長い期間、お休みをして申し訳ありませんでした。
 この「校長からのメッセージ」は開校前の平成22年5月26日に始まりました。約7年が経とうとしています。最初の5年ほどは毎日欠かさず書きました。時には深夜になることもあり、携帯にメッセージがメールで配信されるため、その着信音で迷惑をおかけしたこともあります。
 長く続けると、何ごともマンネリ化し、形骸化してしまうものです。哲学ではこれを物象化と言います。4月から開智未来も7年目に入り、そろそろいろいろなところで形骸化してくることが懸念されます。特に、校長である私自身が一番心配です。自分のことは見えませんから。
 そこで、本年度は「変身」を意識して過ごすことにしました。校長としての私に止まらずに、時にはその枠を超えて、新たな自分をつくっていきたいと考えています。
 変化のポイントは学問と芸術です。
 このメッセージも、その観点から書くことができればと考えています。できれば、文学のレベルにしたいと思っています。毎日とは言えないかもしれませんが、新たなメッセージになるように挑戦しますのでよろしくお願いいたします。
 さて、今日は開智未来で職員会議と教科会を行いました。先生方も生き生きとしていて意欲的です。いい雰囲気です。
 何かが変わる。何かが生まれる。そんな予感がしています。
 今年は「再生(ルネサンス)」の年。このメッセージも開智未来も楽しみにしていてください。
16:58
2017/03/19

凛々しい表情

| by 関根均
 昨日が中学校の卒業・進級式。そして、今日が新高校入学生のプレ登校。昨日のメッセージにも書きましたが、時間が急速に動き出しました。
 新たなプロセスへと進もうとしている生徒たちを見て、ちょっと羨ましくなっています。これまでの自分を捨て去って、別世界に飛び込んでいく。決意と軽やかさ。ちょうどあと1か月で60歳になる私にもできるかな。やってみたいな。そんな春めいた気持ちになっています。
 新入生たちの凛々しい表情って素敵ですね。
13:04
2017/03/18

時間が巡る場所

| by 関根均
 本日は午前中が終業式、午後が中学校の卒業式及び進級式でした。
 卒業式・進級式は静かな、それでも心温かい式でした。中学3年生の生徒たちが、自分たちの思いを込めて「手紙 〜拝啓 十五の君へ〜」と合唱祭で未来賞をとった「道」を歌ってくれました。
 合唱祭では毎年最上級生である3年生が学年合唱をするのですが、彼らの心の優しさが表現されていて、初めて学年合唱に未来賞を授与することにしました。
 感動というものは強さだけではないのですね。
 これから彼らは高校課程へと進級していきます。
 今日もまた、目の前を時間が過ぎていきました。それを見続けなければならないのは、教員という仕事にある者の宿命なのですね。
 卒業、進級おめでとうございます。
 さて、明日は高校入学生のプレ登校日です。今日進級した中学3年生たちと同じ学年になります。新たな時間がやってきます。学校という所は、時間が巡る場所なのですね。
17:12
2017/03/14

メリーゴーランド

| by 関根均
 今日は第4回目の卒業式でした。第1期生中学入学と第4期高校入学が卒業していきました。寂しいですね。
 式辞で次のようなことを述べました。
 「私は君たちを見る度に辛くなります。/君たちはこの学校を選んで後悔していないだろうか。/君たちはこの学校に満足したのだろうか。/私は君たちを見る度に嬉しくなります。/立派に成長している。/ゆたかな人間になっている。」
 私の本音です。
 卒業式の後、保護者会主催の「卒業を祝う会」がありました。中学入学の3S学年と高校入学の3H学年で別々に行いました。それぞれの生徒たちにそれぞれの思いがあって、しみじみとした時間を過ごしました。
 とてもいい会でした。
 さて、3週間後に第7期の中学入学生と高校入学生が開智未来に加わります。自分だけこの地に止まって生徒たちがメリーゴーランドのように巡っています。不思議な気持ちです。
 私たち教員にできることは、素敵なメリーゴーランドをつくることなのかな、と漠として感じているところです。
 卒業、おめでとう。
16:50
2017/03/13

思い

| by 関根均
 明日は第4回卒業式です。
 今年は中学入学生と高校入学生が初めて合同で卒業します。6年前、2つの学年で開校して開智未来も今年は9学年になりました。
 最初の頃は、2学年しかないので、1年目約240名の生徒の名前を覚えることができました。1週間がこの2つの学年の生徒のことだけを考えて過ぎたからです。
 寺子屋のような学校も気が付けば800名近い「学校」になりました。それぞれの学年についてその状況や課題を十分に把握していますが、一人一人の名前を覚えることは難しくなりました。
  もっと一人一人に声を掛けなければと思っても、普段から授業やホームルームで関わっていないと顔と名前を一致させることはなかなかできません。反省しています。
 明日の卒業式は、一人一人を見つめたいと思います。もし名前がすぐに思い出せなくともお許し願います。全員に思いをもっていることはご理解ください。
 6年間一緒に過ごした生徒たち、3年間一緒に過ごした生徒たちの卒業を共に同じ思いでお祝いしたいと思っています。
19:22
2017/03/11

あの時

| by 関根均
 今日は午前中が高校の併願入学生の説明会、午後が中学入学生のプレ登校でした。併願入学生の説明会では「入学サプリ」を、ブレ登校では「保護者サプリ」を行いました。新年度がもうすぐ始まると思うとワクワクしてきます。
 さて、今日は6年前に東日本大震災のあった日です。この時期になると毎年、その時のことを思い出します。ちょうど開智未来が開校する直前でした。
 金曜日のことでした。次の日に、高校の併願入学生の説明会と中学入学生のプレ登校を控え、その準備をしている時でした。地震がおさまって私が一番に行ったことは利根川に架かる埼玉大橋を確認することでした。校長室の窓から見えるので校長室へ駆けていき、橋を見ると無事でした。ホッとしました。もし橋が落ちていたら開校できないと思ったからです。
 その後停電となり、電車は止まりました。
 そして、次の日に予定されていた中学入学のプレ登校は延期しましたが、併願入学生の説明会は予定どおり実施しました。混乱の中、高校第1期生たちが集まってきました。
 懐かしい風景です。
 計画停電があり、東武鉄道は久喜駅までしか開通せず、入学式が予定通りに実施できるか心配でした。そんな中、利根川の土手に菜の花がいつもの年のとおりに咲いているのを見て、入学式に野や庭の花を持ち寄って飾ろうと提案しました。そして、それが開智未来の伝統になっています。
 そんなことを思い出しながら、第7期生たちと接しました。
 震災の年に入学してきた中学入学第1期生たちも来週の火曜日に卒業していきます。長かったような短かったような6年間でした。震災に合われた方にとって、日本の人たちにとって、そして、この開智未来に関わってきた人たちにとって、どんな意味をもった6年間だったのでしょうか。
16:57
2017/03/10

最高の未来へ

| by 関根均
 今日は国公立大学前期入試の発表の最終日でした。
 東大の合格発表があり、本校から1名の合格者が出ました。3年連続ですが、今回は中高一貫第1期生からの合格でした。
 一方で、私立大学を含め不合格となって悲しんでいる生徒もいます。しかし、高校入学生と中学入学生、併せて154名の生徒たちはよく頑張ったと思います。
 本校の中学入試と高校入試の不合格者に送った文書の中に次の一節があります。これは最後まで開智未来への合格を果たせなかった受験生に送った言葉です。 
  「私は、様々な道を歩いた者、苦労して歩んだ者が最も力強く成長すると考えています。前に進もうとするところに未来はあります。最後まで頑張り、力強く成長した皆さんには最高の未来があるはずです」
 これから開智未来の高校3年生たちも、国公立大学後期入試に向けて最後まで粘り強く頑張るでしょう。それが先輩から引き継がれた「未来魂」です。
 さて、埼玉県と栃木県の県公立高等学校の合格発表はいかがでしたか。涙した中学3年生たちもいると思います。しかし、苦労して歩んだ者が最も力強く成長するのです。泣くのは今日だけ。明日から力強く歩き始めてくださいね。
 本日、埼玉県と栃木県の県公立高等学校の合格発表を受けて、新たに多くの皆さんが開智未来に入学手続きをしてくださいました。第1志望の県公立高校が叶わなくて本校への入学を決意したのだと思います。3年後、開智未来に入学してよかったと思えるよう、職員一同全力を尽くしますので頑張っていきましょう。本校はネットでの手続きで、明日の午前10時から入学説明会が行われます。心よりお待ちしています。
14:10
2017/03/09

スターティング・セミナーの開発

| by 関根均
 年度末の仕事と来年度へ向けての準備で慌ただしい1日でした。
 その中で、入学式の翌日から実施する高校1年生(高校入学生)の「スターティング・セミナー」の打ち合わせをしました。
 まだ発表していませんが、すでに新高校1年(高校入学生)の担任団とその内容について検討しました。内容は大きく3つです。「1英語を楽しむ」「2身心を開く」「3学び合う」です。「英語を楽しむ」では、英語による自己紹介プログラムとグループによる英語劇を行います。「身心を開く」ではグループ・エンカウンター、呼吸・身体意識・身体操作、演劇メソッド、アップエクササイズ(身体表現)を行うプログラムを開発しました。「学び合う」では数学の三角比を自分たちの力で学び取ることを行います。これまでで一番充実したスターティング・セミナーになるはずです。私も今からワクワクしてきました。
 さて、明日は埼玉県と栃木県の県公立高校の合格発表日です。開智未来高校にすでに併願合格した皆さんもドキドキしていることと思います。何かの縁で学校説明会やサプリ、そして、個別相談で皆さんと関わることができました。まずは合格されることを祈っています。もし不運にも不合格になった場合でも、開智未来は皆さんをゆたかな教育を開発してお待ちしています。
 その時は、開智未来を選んでくださいね。
 そして、明日は国公立大学前期入試の発表の最終日です。今日も大阪大学と東北大学の合格の報を受けました。高校3年生たちも頑張っています。
17:48
2017/03/07

身心の開発

| by 関根均
 1月末からストレッチを毎日行っています。私は身体が硬いので股割りもできません。最近流行の360度開脚など夢のまた夢。しかし、その夢のまた夢を叶えてみるのもいいかな、と5年計画で実行することにしました。併せて、筋肉、骨、関節等についての勉強も始めました。少しずつですが、身体が柔軟になってきました。
 今年の4月で60歳になるので、脳と身体を再活性化する「60's サプリ」を自分自身を使って開発しようと思っています。目標は65歳。東京マラソンにも挑戦したいですね。
 まずは、正式の座禅ができるまでに股関節の柔軟性を高めたいと思います。そうすれば参禅ができますから。そして、座禅をしながら自分と向き合い、意識や脳の働きを内観しながら研究できるはずです。
 健康になるというより身心の開発です。
 まず自分自身を開発しながら、その成果を得て、サプリや開智未来の教育へとつなげていければと考えています。あと1か月で開智未来の7年目、「再生(ルネサンス)」が始まります。
 さて、昨日あたりから前期の国公立大学の発表が始まりました。すでに東京外語大学、埼玉大学、宇都宮大学等への合格の報がありました。また、前期の試験が終了した後も引き続き学校で勉強を続けている生徒もたくさんいます。結果が出ても出なくても学びを続ける。立派な姿勢です。学びが身体化されているのですね。
 卒業式まであと1週間となりました。
10:20
2017/03/06

昭和の香り

| by 関根均
 昨日、佐藤愛子氏の『それでもこの世は悪くなかった』(文春文庫)を読みました。93歳の佐藤氏の講演等を本にまとめたものです。私の母より6歳上の方ですが、今は消えてしまった日本人の考え方や感覚が滲み出ており、昭和時代が懐かしくなって、あっという間に読んでしまいました。
 「今は本当のことを言ってはいけない時代なのね。いつも傷つけた、傷ついたということばかり考えてものを言わなければならないとしたら、人間は萎縮してしまうんじゃないですか。政治家に信念がないなんて批判する人がいるけど、八方に気を遣っていると信念なんか持てっこない。とにかく小うるさい、小さな世の中になりましたね」。
 芸能人のちょっとしたコメントに対してネットに批判が溢れかえる時代です。クレームが来ないように「……させていただきます」と不自然なまでの丁寧語・謙譲語が日常的に使われます。「……としたいと思います」と表現した方がずっと本心が表現できるのに不思議な世の中になったと思っていたのですが、佐藤氏のこの文章を読んで「そうだよね」と納得しました。
 もちろん、相手のことを思いやることは大切です。しかし、どこからも批判されないようにと自己を抑制ばかりしていると自分が消えてしまいます。
 現実の世界では自己を消し、ネットの世界では自己をむき出しにする。
 ゆたかで人間らしい世界をつくっていきたいですね。
17:04
2017/03/03

3月

| by 関根均
 3月になりました。さすがに春めいてきましたね。そして、卒業式が約10日後に近づいてきました。
 特に、開智未来をつくってから、生徒たちが卒業する度に、「開智未来の3年間でこの生徒たちを伸ばせたのか」「彼らは開智未来の生活や学びに満足したか」と考え込むようになりました。それだけの思い入れで開校したつもりですし、それだけの意気込みで開智未来の教育を先生方と一緒に創ってきたつもりです。
 しかし、校長としての力不足、人間としての未成熟や能力不足から口ほどのことをできなかったのではないか、と振り返ってしまうのです。
 今年は第1期中学入学生と第4期高校入学生が一緒に卒業します。彼らの6年間、そして、3年間を考えると、反省と寂しさが2倍に感じられます。
 卒業式では、卒業する生徒たちは未来を見つめ、教員や保護者は過去を振り返る。
 私も生徒たちのように未来を見つめようと思うことにしました。
 未来スマイル、6つの授業姿勢、他者を理解する、もぎとり・感動、観察・発見・疑問、問いの工夫、学び合い、自律と正義。
 開智未来で生徒たちはいろいろなことを身に付けたはずです。そして、これらのことが彼らの未来で大きな力になるはずです。彼らの10年後、20年後を考えると、寂しさや反省よりも、ワクワク感の方が強くなってきます。
 そして、約1か月後には第7期生が入学してきます。
17:27
2017/02/26

等身大の自分

| by 関根均
 国公立大学前期試験の2日です。高校入学の第4期生と中学入学の第1期生が昨日からこの自己表現の場で未来へ向って試験に挑んでいます。
 学校教育にとって大学入試とは、生徒たちが学校というところから自立していく、最後の段階であると私は考えてます。そして、そのテーマが「自己表現」です。大学入試はこれまで自ら培ってきた「等身大の自分」を表現する試験です。合格するための試験というより、いかに自分を表現し得るか。開智未来生にはこの3年、または、6年で自ら育て上げた自己を思う存分発揮してほしいと願っています。
 さて、2日目が始まります。腹式呼吸をして、顔面体操をして、自分を表してきてくださいね。
07:28
2017/02/24

人間の力

| by 関根均
 1S学年(中学入学の高校1年)の「哲学」がありました。今日のテーマは「第2校訓:自律と正義」です。
 生徒たちに次のようなことを言いました。
 「自律も正義も難しい言葉です。しかし、皆さんがこの言葉を第2校訓として覚えてくれれば、将来大人になってからもこの言葉を思い出すでしょう。そして、様々な経験を重ねる中で、様々な場面でこの意味を深く理解していくでしょう。今日の授業は難解だったと思います。それでも何かを感じてくれれば嬉しいです」
 理解させることばかりが教育ではありません。考え続けさせることの方が大切だと私は思っています。
 今日は『月刊高校教育』の連載原稿の締め切り日でもありました。「学校の理念を暗唱することの大切さ」について、「哲学」の授業で生徒たちに話したことと同じようなことを次のように書きました。
 「生徒たちは大人になってからもこの耳タコの言葉を思い出すに違いない。これは私から生徒に直接与えることのできる唯一の宝物かもしれない。『ナイフでなく鉈になれ』は私の父の口癖だった。酒を飲むと言う言葉で中高生の頃は嫌だった。しかし、亡き父の言葉で思い出せるのはこの言葉で、折ある度に自分の言い聞かせている。
 意味を解説してもさほど効果はない。人間はすぐに忘れるからだ。何度も唱えさせるうちに、生徒たちは折々にこの理念の意味を場面に応じて理解する。覚えているから理解を広め、深めることができるのだ。この理解の深まりを教育用語で『成長』という」
 生徒たちが将来どのように成長するでしょうか。その姿を見てみたいですね。
 さて、明日から国公立大学の本試験です。本年度の大学入試の最後の山場です。開智未来生は人間が育っています。だから、その人間としての力で自ずからよい結果を得られると思っています。「等身大の自分」を答案用紙に表現してください。開智未来のパワーを送り続けますね。
18:17
2017/02/23

時間の風景

| by 関根均
 今日は春のような暖かな日になりました。
 今、このメッセージを校長室で書いていますが、窓からグランドを眺めると、野球部、サッカー部、テニス部、陸上部の生徒たちが元気いっぱい
走り回っています。ここに4月からは第7期生が加わるのですね。その時、中学第1期生と高校第4期生たちがこの学校を巣立っていきます。
 春の土の香りとともに時間という見えないものが一つの光景となる、学校特有の不思議な時期です。
 これからを開智未来で過ごす生徒と、開智未来で成長して旅立つ生徒が交錯するスクランブル交差点が見えるようです。どちらも生き生きとした顔で歩いています。
 さて、今週の土曜日は併願高校入学の入学説明会です。今回は他の私立高校を受験して最終的に開智未来を選んだ方の説明会です。すでに46名の第7期高校入学生が誕生していますが、新たな仲間が加わることを楽しみにしています。
17:04
2017/02/20

息の切れる季節

| by 関根均
 2月も後半になり、卒業式や進級式、さらに来年度の分掌の作成、スターティング・セミナーの準備等、慌ただしくなってきました。一年で一番息の切れる季節です。そして、毎年、気が付くと5月の連休になっています。
 それでも愉快なひとときです。もしかしたら私の一番好きな時期かもしれません。
 忙しくて我を忘れるのも幸福なものなのかもしれませんね。我に束縛されて、我を思うから苦しむのですから。
 さて、終末には国公立大学の本試験です。高校3年生たちの最後の戦いが続きます。
 息を切らしながら、「がんばれ!がんばれ!」と心の中で祈っています。
19:29
2017/02/18

開智未来生の顔

| by 関根均
 今日の午前中、高校単願入学生のプレ登校がありました。
 内容は「単願生サプリ」と「開智未来の英語」と「開智未来の数学」です。私は単願生サプリで入学生たちと関わりました。
 サプリの内容は、グループワークでの自己紹介です。4つのことについて他のメンバーに話します。「自分はどんな人間か」「なぜ開智未来高校を選んだのか」「どのような自分になりたいのか」「同期の仲間へのメッセージ」です。
 まずは顔面体操で未来スマイルになり、立って一人自己紹介を行い、そして、最後にグループワークです。
 「キーワードを相手に届けてください。そして、表情も届けてくださいね」
 「今度は相手の目も見るようにしましょう」
 だんだんと入学生たちの表情が動き出し、開智未来生の顔になってきました。
 素敵な表情のできる人間なってほしい。表情を見ただけで開智未来生だとわかるようになってほしい。開校前から夢みてきたことです。
 さあ、第7期生のスタートです。
13:16
2017/02/15

Happy Valentine

| by 関根均
 昨日は週休日で本日学校に行くと、何人かの生徒からバレンタインのプレゼントをいただきました。いい歳の校長にありがとうございます。血糖値が上がらないように気をつけていただきたいと思います。
 さて、その中で風変わりなプレゼントがありました。それは高校1年の男子生徒8名の連名によるバレンタインプレゼントです。本年度私から指導を受けた生徒たちで、手紙も添えてあり、嬉しい、愉快な、晴れ晴れとした気持ちになりました。
 人間はちょっとしたことで元気をもらったり、やる気になったりするものです。
 このプレゼントは私を相当に元気にしてくれました。
 小さなことでも嬉しいことをたくさん感じて、開智未来を楽しみたい。ややもすれば問題や課題にばかり目が行きます。しかし、いいことにもっと目を向けて、それを深く感じ取る生き方の方が生産的で、いい生き方なのかもしれませんね。
 生徒たちから教わりました。Happy Valentine です。
16:51
2017/02/11

ルネサンス

| by 関根均
 今日は午前中に中学の入学説明会がありました。
 開智未来を第一希望として入学する生徒もいますし、残念ながら第一希望に合格できずに本校を選んだ生徒もいるはずです。いろいろな思いで集まった入学生たちに、この学校に入学してよかったと思えるように頑張らなければ、と一生懸命「入学サプリ」を行いました。
 そのサプリの中でこんな話をしました。
 「皆さんは“再生”の第7期生です。この再生をサイセイと呼ばずに、ルネサンスと呼びたいと思います。ルネサンスとは14世紀にイタリアに始まったギリシア・ローマ時代の文芸を復興しようとする文化運動で、その根本にあるのが知性と人間です。開智未来は知性と人間を求めることを理念としているので、まさに、来年からさらなる開智未来が展開されるということです」
 この6年間で本校の教育をほぼ創り上げました。これからはその花を咲かせる時代に入ります。そんな思いを伝えました。
 さて、先週は高校の単願入学生の説明会、今日が中学入学生の説明会。これから高校の併願入学生の説明会を経て、平成29年度の生徒が全員揃います。
 一人一人にうつくしい花を咲かせたいですね。
14:01
2017/02/10

命のつながり

| by 関根均
 明日は中学入学生の入学説明会です。
 新たな開智未来の仲間が増えることは本当に嬉しいことです。しかも、このような開校して6年しか経っていない学校を選んでくれた仲間です。とっても嬉しいです。
 そして、彼らは開智未来の第1期中学入学生と入れ替わりに入学する生徒たちです。とても感慨深いです。
 今、第1期入学生たちは大学受験の真っ最中です。卒業していく者も入学してくる者も同じ開智未来生です。
 命が引き継がれていく。
 不思議な不思議な気持ちです。そして、その場に立ち会える幸せを噛みしめています。
 新入生の皆さん。明日から開智未来の教育が始まります。温かくてゆたかな教育を用意してお待ちしています。これから6年間、よろしくお願いいたします。
17:05
2017/02/08

青年期の君たちへ

| by 関根均
 最近、中学・高校時代に読んだ本を読み返しながら、自分の中学・高校時代を振り返っています。そして、40歳以上離れた生徒たちのことを考えています。
 人間は不思議なほど昔の自分を思い出せるものです。自分の中には時間はなく、いくつもの時間が同時並行であるのかもしれません。
 道元の『正法眼蔵』に「有草有象ともに時なり」という言葉があります。「そこにある草木もそこにある現象も時間である」という意味で、「存在は時間であり、時間は存在である」と言い換えられると思いますが、まさに、一つの存在である私そのものにすべての時間があるのでしょう。
 少々小難しいことを大人げなく書きましたが、青年期の私はそのようなことを大人げなく、そして、恥ずかしげもなく考えたものです。真剣であることを恥ずかしいとは思わない。まさに、これが大人げないことであり、それこそが大人になっていない青年期の輝きだと私は思っています。
 そんな輝きを持ち続けたいと思いながら、また、開智未来生たちにも輝いてほしいと願いながら、昔読んだ本を読み返しています。
 昨日のことですが、週休日だったので書店に行きました。書店で『論語物語』(下村湖人著、講談社学術文庫)を思わず見つけました。この本は私が中学3年生の時に旺文社文庫で読んで感銘を受けた本です。絶版となっていたので読み直すことができず困っていたのですが、偶然にも発見し、小躍りして購入して読み直し始めました。下村湖人といえば『次郎物語』で有名ですが、この本は彼が戦時中の1938年に書いた本です。しかし、今でもみずみずしく、古典は時代を超えると実感しました。
 明日の「哲学」の時間で、生徒たちに紹介したいと思っています。
 こうやって、かつて自分も過ごしてきた青年期にある生徒たちに語れるというのは、生徒たちにとっては迷惑なことかもしれませんが、幸せなことです。一生懸命に語ろうと思っています。
17:33
2017/02/05

初心

| by 関根均
 昨日気合いを入れすぎたせいでしょうか。昨日の夕方はかなり疲れてしまって、風邪気味になってしまいました。
 今日はゆったりと本を読みながら思索することしました。隠れ家に引きこもって追われることから逃れることも大切ですね。
 さて、昨日、高校単願入学生の入学サプリで、「まずは本屋に行って本棚を眺めてごらん」と言いました。その続きを考えました。ノートにこんな文章を書きました。
 「書店の書棚の前に立ち、それを眺めたとき、無秩序に林立している様々なテーマに愕然とするだろう。私の知らない世界がここにある。そして、この世界が混沌としていることに気付くだろう。いったい、私はどの本を選んだらよいのだろう。思案して、一冊の本を選び、自分の財布にとってそれなりの額に違いないお金を出して購入することを決意したとき、開智未来生としての『私の物語』が始まるだろう」
 私は「知性と人間を追求する学校」を創りたいと考えました。初心に戻って、このことに、出来ましたらこのことだけに専念したいと思っています。
13:55
2017/02/04

アドレナリン

| by 関根均
 今日は始業前に公開の「東大ゼミ」を行いました。今回は、来年度に参加する中学1年生と、4月から中学または高校に入学する方に参観していただきました。今日の内容は英文の「平和宣言」の作成で、途中で各グループのリーダーからそれぞれのグループで作成している平和宣言のキーワード(英語)とメッセージのポイントを発表してもらいました。中学1年生たちも熱心にメモを取りながら聞いています。第4期東大ゼミの取組が次の学年へと引き継がれていくことが確信できました。
 開智未来にも文化や伝統が生まれつつある。
 開設から6年。これまでの苦労が実って、やっと花が咲き始めたと、少々感無量です。
 10時からは高校の単願入学生の入学説明会を行いました。46名の新入生が第7期生として開智未来に加わりました。
 「新入生を迎える時が一番アドレナリンが出るのです」
 元気いっぱいに入学サプリを行いました。新入生たちもいい表情をしています。
 「自分を限定しないで大きく成長してくださいね」
 思いをたくさん伝えました。
 新たな年度がすでに始まりました。まだまだ寒いですが、節分が過ぎて暦の上でも春になりました。
〈追伸〉
 本日、東大ゼミの参観者に配布した「東大ゼミの概要」のプリントと入学説明会で配布した「入学サプリテキストⅠ(高校1年「哲学」テキスト1)」をホームページの「新教育キャビネット」にアップしました。なお、「入学サプリテキストⅠ(高校1年「哲学」テキスト1)」は〈平成28年度「哲学」〉フォルダにあります。他校にはない開智未来の教育をご理解いただけければと思います。
14:30
2017/02/03

鬼は外

| by 関根均
 今日は節分ですね。本年も、午後4時から加須市の不動尊總願寺で行われる鬼追い豆まき式に特別年男として参加します。
 境内の上から、集まった方々に豆をまくのですが、最初の簡単な挨拶も含め、少々恥ずかしいものです。開校時からですから、今回で6回目の参加となります。それでも慣れません。
 先日、本日豆と一緒にまくチョコレートを大量に買い込みました。今年は右肘を痛めているので、遠くの方にいる子どもたちまで投げ込めるか心配です。
 「鬼は外、福は内」とは恒例のかけ声ですが、家の中が福ばっかりになっても、これはこれで窮屈かなと、奇妙なことを考えています。恥ずかしながら、私は20歳くらいまで深夜にトイレに行くことが恐怖でした。鏡にお化けが映るような気がしていたからです。臆病ですね。最近は、まったくそんな気持ちもなく、家の中には鬼はいないようです。それはそれで寂しいものです。
 昔は家の中に鬼がたくさんいたから、「鬼は外」と唱えたのでしょう。
 福ばかりを求める今の世の中で、鬼を欲しがるのは偏屈者でしょうか。
 ほんのささいな鬼をも追い出してしまう社会、鬼と遊ばなくなった社会、かわいい鬼さえも住めなくなった社会というものは悲しい社会なのかもしれません。海外のニュースを聞くに付け、その思いが強くなります。
 ちょっと物思いにふけってしまいました。5時間目の1S(中学入学の高校1年)の「哲学」を終えてから、不動尊に向かいます。チョコレートをたくさんまいてきますね。
〈追伸〉
 明日、朝7時50分からアカデメイアで東大ゼミを公開で行います。東大ゼミの概要をまとめて参観者用の資料も準備いたしました。多くの方にお越しいただければと思います。
12:47
2017/02/02

言葉への感性

| by 関根均
 20代後半、長女が生まれた頃に読んだ『人間へのはるかな旅』(森本哲郎著、角川文庫)に「言葉が情報となった」という言葉がありました。この言葉はドラッカーが『断絶の時代――来たるべき知識社会の構想』(ダイヤモンド社、1969年)で示唆した考えだと『人間へのはるかな旅』に記されていましたが、それから30年以上たった現在、言葉というものがゆたかさを失い、質的に変貌してしまったように感じています。SMSの単語でのコミュニケーションの影響もあるでしょう。古典が読まれなくなったことも原因かもしれません。私自身、昔の人たちより言葉が貧しくなっていると思います。
 知識とは全体的な眺望を伴ったものであり、情報は断片的なものである。
 言葉のゆたかな人間になってほしい。言葉のゆたかな学校を創りたい。併せて、自分自身も言葉をゆたかにしたい。そんな気持ちから、最近、哲学の時間では本を紹介したり、言葉への関心を高めるようなことを盛り込むようにしています。
 その一つとして「アフォリズム」づくりの取組を行っています。
 アフォリズムとは「短い表現で、人間や社会についての見解を表したもの。警句。箴言。」です。そして、アフォリズムをつくるためには人間や社会への洞察力と言葉への感性(ともに死語になりつつありますが)が必要です。また、アフォリズムを理解するためにもこの2つのことが必要になります。
 例えば、『侏儒の言葉・西方の人』(芥川龍之介著、新潮文庫)からいくつかを紹介します。
・文章の中にある言葉は辞書の中にある時よりも美しさを加えていなければならぬ。
・天才の悲劇は「小ぢんまりした、居心の良い名声」を与えられることである。
・私は不幸にも知っている。時には嘘に依る外は語れぬ真実もあることを。
 いかがですか。
 本日の高校1年(1H)の「哲学」でも第2校訓「自律と正義」を扱った際、アフォリズムについても触れました。「新教育キャビネット」の「平成28年度哲学」の「高校1年(1H)」のフォルダにアップしましたので、興味のある方はダウンロードしてご覧ください。
17:52
2017/02/01

本質論

| by 関根均
 昨日から『新釈 現代文』(高田瑞穂著、ちくま学芸文庫)を読んでいます。
 この本の名を見て、懐かしいと思った方もいらっしゃるかもしれません。実は、この文庫本は復刻版で、オリジナルの本が新塔社から出版されたのは1959年です。何と私が2歳の時です。
 実は、高校時代、私はハードカバーだったこの国語の参考書を読んでいます。濃紺の本だったと記憶しています。内容は難しくて、途中であきらめてしまいました。当時、この本はすでに少々古めかしい高度な参考書と高校生たちに思われていて、この参考書を使っていた人はほとんどいませんでした。
 少々長くなりますが、この本から引用したいと思います。
 「(現代文の理解に当たって)どうしても欠くことのできない前提は、筆者の関心する問題について、読者もまた相応の関心を持つことができるか、ということです。 (中略) したがって、あなた方の学問的関心は、高校卒業程度という一応のレベルに立って、その範囲において、あらゆる分野に、常に生々と働いていなくてはならぬはずです。そして、受験のための勉強も、つまりは、そういう関心をなるべく広く、深く、生々と保つということの上に考えられなくてはならぬはずです。そこに私は、一番正しい受験準備の姿があると信じます」
 「現代文がわからないという場合の多くは、実はあなた方の問題意識が極めて希薄であるか、または全然欠如していることの告白であると私は断言いたします」
 「青春時代は、人間的教養を身に付けなければならない時期です」
 最近聞かなくなった本質論です。
 この本はただ点を取ればよい、という考え方を取っていません。人々の考え方が表層的になり、点を取る安直技法がウケる時代になってしまいました。哲学の大切さをしみじみと感じています。
16:29
2017/01/27

哲学テキストの公開

| by 関根均
 今日は1S(中学入学高校1年)の「哲学」の授業がありました。入試や私のインフルエンザ等により3学期に入って初めての授業でした。
 いろいろなことを話したくて、山盛りの話を一方的に語る授業になってしまいました。最近は学び合いや発表などの活動を中心に哲学の授業をしていたので、生徒には少々退屈だったかもしれません。
 私は、中学1年生に話すときは、自分が中学1年生だった頃を思い出し、高校2年生に話すときは高校2年生だった頃を思い出して話をするようにしています。
 60歳近い、彼らから見れば「じじい」である校長が、約半世紀前の、彼らからすれば大昔の話をするのですから、古びた話に聞こえるかもしれません。しかし、ありがたいことに私の言葉からいろいろと考えてくれているようです。
 このメッセージで私が生徒たちに伝えたことを表せればと思いますが、うまく再現できませんので、今日のテキストをホームページの「新教育キャビネット」にアップしましたので、そちらをご覧ください。
 ところで、昔はすべての学年の「哲学」のテキストをホームページにアップしたものでした。学年が増え、少々大変になってきたので最近はあまり掲載していません。私が生徒にどのようなことを伝えているのか、どのような学びがなされているのかをお知らせすることがめっきり少なくなってしまいました。
 開智未来の教育をご理解いただくためにも、今回を機に、これからは「哲学」のテキストをアップしていきたいと思います。もしよろしればダウンロードしてご覧ください。
17:40
2017/01/26

「哲学」の開発

| by 関根均
 今日は中学1年生と中学2年生の「哲学」がありました。
 中学1年「哲学」では「超速音読」男女対抗戦、中学2年「哲学」では平和に関するマッピングを行いました。どちらも初めての取組です。学び合いを取り入れたり、クラスを超えた集団づくりをしたりと、様々な工夫や試みをしています。先日の中学3年「哲学」ではアフォリズムの作成をしました。このメッセージでうまく伝えられないのが残念です。開智未来の教育実践を発信する手だてを考えなければいけませんね。
 各学年で「哲学」の授業を開発するのはかなり大変ですが、やりがいもあります。「人間と知性」の追求、サプリの実践化等、朝から晩まで四六時中考えています。
 そして、私の取組を先生方に伝えたいと思っています。「完成」(6年目・平成28年度)から「再生(ルネサンス)」(7年目・平成29年度)へ。躍動する学校が目標です。もっともっと頑張ります。
17:08
2017/01/25

7年目の未来へ

| by 関根均
 本日、第3回高校入試が終了しました。今、選考会議が終わり、発表へ向けての作業をしています。これで、1月10日に始まった、中学入試5回、高校入試3回、合計8回の入学者選抜が終わりました。
 これからは高校3年生たちの大学入試となります。そして、卒業式、中学3年生の進級式となります。その間、新入生の入学説明会、プレ入学があり、一気に新年度へ向かうことになります。
 学校というところは多年生の植物のようですね。この寒い時期に地下で春の準備が始まり、4月に芽生え、そして、すくすくと育ち、美しい花を咲かせます。
 7年目の平成29年度はどんな花が咲くのでしょう。中学第1期生たちがその成果をいかんなく発揮し、新たな未来を切り開くでしょう。その輝かしい未来に「再生」のルネサンスが開花する。
 入試が終わったので、これから新年度の準備を本格的に開始します。「入学サプリ」のテキストの改訂作業も始まりました。新しい開智未来をご期待ください。
17:45
2017/01/23

第2回高校入試

| by 関根均
 今日は第2回高校入試でした。昨日に引き続き試験を受けた受験生もいました。自分の力を出し切れたでしょうか。
 本日の採点も終了し、昨日の分と併せて選考作業を行いました。もうすぐ発表になりますのでもう少しお待ちください。
 とても嬉しいことがありました。
 1学期に出会ったある受験生は、当初は合格からほど遠い成績でした。なかなか模擬試験の点数も上がらなくて、やはり無理かなと思っていました。しかし、粘り強く説明会に来て、私も何度か勉強の方法をアドバイスしました。その受験生が今日の試験で平均点を超えたのです。もちろん、合格です。
 本当に本気で頑張り続けると伸びるのですね。偏差値は15ポイント以上アップしたと思います。
 入試とは何なのでしょう。
 いろいろなことを考えさせられました。その受験生は開智未来を受験することで自分を大きく変えました。さらに、自分の未来も変えたに違いありません。
 中学入学生も含め、説明会でサプリを真剣に聞き、開智未来を選んでくれた新入生たちを信じられないくらい伸ばしたい。そんな奇跡の学校にしたい。そして、来年の入試に向けて、受験生たちがもっと伸びるようなサポートができないか、サプリをさらに進化させなければと今思っています。
 また、やる気が湧いてきました。もうすぐ、「再生(ルネサンス)」の7年目が始まります。
17:17
2017/01/22

第1回高校入試

| by 関根均
 今日は第1回高校入試でした。
 受験生たちにとって初めての高校入試に違いありません。朝はとても緊張していた様子でした。しかし、帰りはホッとしたようで「ありがとうございました」「さようなら」と素敵な表情でした。
 彼らを見ていると、彼らの中に、新たなステージへの期待が芽生えているのがわかります。自分を変えたい、成長させたい。そんな思いが身体から発せられています。
 この生徒たちが一生のスタートポイントとなる3年間を送らせたい。そのために「入学サプリ」をもっとよいものに改善しよう。入学式の翌日からの「スターティング・セミナー」はどのように行おうか。ワクワクしてきました。そして、早速「入学サプリ」の改訂作業を開始しました。
 先週に中学入試は終わり、今週で高校入試が終了します。これからの2か月間、私の1年分のエネルギーが充電されます。受験生・入学生たちの中学生や高校生活、そして、自分自身への期待感が私のエネルギー源なのです。
 一昨日は大寒でしたが、私の春は今始まります。4月が待ち遠しいです。
 さて、明日は第2回高校入試です。明日も頑張ってくださいね。
16:11
2017/01/21

明日から高校入試

| by 関根均
 今日の午後から学校に復帰しました。当たり前のことですが、学校という所は生徒たちと先生方がいるのでいいですね。わが家に戻ってきたという感じです。
 明日から高校入試が始まります。受験生の皆さんは準備万端ですか?インフルエンザが流行っていますが元気に勉強できていますか?
 サプリで話しましたが、最高のコンディショニングで、今の自分にできる最高の答案をていねいにつくってくださいね。
 明日お会いしましょう。
17:42
2017/01/19

第5回中学入試

| by 関根均
 今日は最後の中学入試でした。
 受験生の皆さん、全力が出せましたか。
 私の方は、月曜日の午後から熱が出て、火曜日に医者に行ったところインフルエンザであることがわかり、土曜日の午前中までお休みしなければならなくなりました。
 そのため、今日は受験生の皆さんに声をかけて応援することができませんでした。また、サプリも行えず、申し訳ありませんでした。インフルエンザの予防接種もしたのですが、合格祈願ランで体力を消耗したからでしょうか。
 それでも選考会議があるので、午後2時半すぎに校長室に出勤して、今選考を終了しました。このあと発表となりますが、最終選考は選考する者も辛いです。
 いろいろな思いがあります。一人一人の思いを感じます。
 もし、希望が叶わなかったとしても、これまでの努力は無駄にはなりません。努力を続けていれば、いつか必ず報われる日が来ます。
 さて、日曜日からは高校入試が始まります。その時は元気な顔で受験生の皆さんをお迎えできると思います。
16:58
2017/01/15

新たな1日

| by 関根均
 センター試験2日目を迎えました。
 開智未来は高校3年生たちは試験会場へと向かっていることでしょう。今日は葡萄棚の見える自室で仕事や勉強をしながら彼らが自分の力を発揮することを祈っています。
 昨日の試験では納得がいく答案を書けたでしょうか。仕事もそうですが、私たちにできることは自分が納得のできる最高のことをするしかできません。それが成功なのか、相手に満足してもらえたかどうかは自分で決められることではありません。だから、自分の力を最大限に発揮するだけなのです。
 なかには昨日十分に力を発揮できなかった人もいると思います。引きずらないでください。今日は昨日と別の日なのです。新たな1日を満足のいく1日にすればいいのです。1教科ごとに等身大の自分を答案に表せばいいのです。
 頑張ってくださいね。
 努力してきた自分を信じて、今の自分を表現してくださいね。
08:09
2017/01/14

言葉では伝えられないもの

| by 関根均
 センター試験1日目。恒例の合格祈願走をしました。上野の湯島天神を8時に出て、私は草加駅まで約15㎞を走りました。途中まで快調で、今年は高校3年生が初めて中学入学生と高校入学生で構成される年ですので、越ヶ谷まで行こうかかなと密かに考えていましたが、13㎞ぐらいでガクンと足が動かなくなり、例年どおり草加駅までとしました。
 やはりきついですね。
 でも、それでも走りたいと思っています。
 願いをかけるとき、人を応援するとき、言葉はあまりにも無力で空虚です。言葉よりもっと思いものでないと、自分の気持ちが伝えられない。そう、思ってしまうのです。
 かつて日本では願掛けというものがありました。願いを成就するために、お百度を踏む。茶断ち、酒断ちをする。時折時代劇で見られる光景ですが、お百度参りなどは実際に行うとかなりきついと思います。
 15㎞を走りながら、生徒たちの顔を思い出しながら「頑張れ」と心の中でつぶやきました。つらいからこそ心の中の言葉に気持ちを込めることができました。不便な場所にある新設校を選んでくれた生徒たちです。彼らには感謝の言葉もありません。こうやって走って、やっと感謝を伝えられたようでほっとしています。
 学校に着くと、生徒たち、保護者の方々、先生方が校門で温かく迎えてくれました。ずっしりとした思いをいただきました。ありがとうございました。疲れが吹き飛んでしまいました。
 さて、現在午後2時ですが、小林先生と長谷川先生はまだ走り続けています。両先生の思いが伝わってきます。高校3年生たちも必死にセンター試験と格闘していると思います。
 開智未来は言葉を超えた学校ですね。
〈追伸〉
 湯島天神でフジテレビの取材を受けました。合格祈願走と話すと驚いていました。夕方5時30分からの「FNNみんなのニュース」で放映されるかもしれません。テレビに映った自分を見るのは恥ずかしくて嫌なのですが、軽い言葉ばかりが氾濫する今の世の中に、言葉で表現できない温かさを伝えられれば幸せです。
14:31
2017/01/13

ここに未来がある。私の物語が始まる。

| by 関根均
 昨日で3回の中学入試が終了しました。今、昨日実施した「未来型入試」の結果を発表したところです。次は1月19日に最終回となる第4回入試「特選2」となります。これまで合格できなかった受験生にとっては最後のチャンスとなりますが、最後の最後まで粘り強く頑張ってくださいね。夢はあきらめなければ必ず手にすることができると私は信じています。そうやって私自身、夢を実現してきました。
 さて、明日からセンター試験が始まります。第1期中学入学生と第4期高校入学生たちが夢に向かってこのセンター試験に臨みます。
 6年前、まだ校舎も整備されていない開智未来の説明会に集まってきた、小学校6年生だった第1期中学入学生たちの姿を今でも覚えています。その子たちが大学受験に立ち向かい、力く強く飛び立とうとしています。
 3年前、サプリを聴きに来てくれた中学3年生たちが、そして、自分の意志で開智未来を選んだ彼らが、新しい世界への扉への明けようとしています。
 その2つの課程の生徒たちが、開智未来生として一丸となってセンター試験に挑みます。
 とても感慨深いです。
 今日、彼らの第1志望校と名前の書かれたTシャツが届きました。明日はそれを着て、上野の湯島天神で合格祈願をして、そのあと私は草加駅まで走ります。一緒に走る小林先生はその先、多分春日部まで走るでしょう。若手の長谷川先生は学校まで70㎞を激走すると宣言しています。私たち教員の思いも生徒たちと一緒です。これが開智未来です。
 どんなことがあってもあきらめない。それが開智未来の魂です。
 「ここに未来がある。私の物語が始まる。」
 高校3年生たちの未来を祈りながら、一生懸命走るつもりです。
 頑張れ!開智未来生!
15:40
2017/01/12

気持ちを改め、整えて

| by 関根均
 本日は中学入試3日目です。午前中が開智未来中学校で「未来型入試」を、午後は3つの会場で「未来B」入試です。
 まだ合格を得られず、不安な受験生もいると思います。気持ちを再度改め、整えて、試験に臨んでくださいね。
 今日は、私は開智未来会場にいます。昨日と同じようにあいさつで元気を送りたいと思います。サプリも午前、午後に行います。2回とも聞かれる方もいると思うので、一部内容を変えるなどの工夫をする予定です。
 3日連続の受験生もいると思います。受験生の皆さん、今日も頑張ってくださいね。
07:41
2017/01/11

素敵なあいさつ

| by 関根均
 今日は中学入試の2日目、「未来A」入試です。
 昨日はいかがでしたか。納得のいく、最高の答案が書けましたか。等身大の自分を表現できましたか。
 受験は人間として成長する大切な機会だと私は考えています。ですから、結果も大切ですが、それよりもプロセスを重視する必要があります。準備を万全にできたか、試験に向かっていったか、心を整えたか、最後まであきらめずにねばり強く取り組んだか、丁寧な字で答案を書いたか。もう一度確認して、今日の試験に臨んでくださいね。このことは、土曜日にセンター試験を迎える、開智未来の高校3年生たちにも伝えたいことです。
 納得のできる受験にしてくださいね。
 さて、昨日の会場入り口で「こんにちは」とあいさつをすると、多くの受験生が「こんにちは」と答えてくれました。
 「頑張ってね」と声を掛けると「ありがとうございます」と返答した受験生もいました。とても素晴らしい言葉です。毎年、こんな対応のできる子どもたちが開智未来に入学します。だから、開智未来生は伸びるのですね。
 今日はさいたま新都心のスーパーアリーナ会場へ行きます。素敵な第7期生たちとお会いしたいと思っています。
08:58
2017/01/10

みんな頑張れ!

| by 関根均
〈受験生の皆さんへ〉
 今日から中学入試が始まります。
 受験生の皆さん、体調はいかがですか。学校説明会での「小学生サプリ:アウトプット編」で話しましたが、試験では実力以上の力は出ません。ですから、最高の自分を出すことが自分にできる最善のことなのです。
 緊張することもいいことです。緊張は最高の自分を出力するエネルギーとなります。
 私の動静ですが、今日(10日)は岩槻校(開智中学校)会場、明日(11日)はさいたま新都心のスーパーアリーナ会場、明後日(12日)は開智未来会場です。皆さんを未来スマイルでお迎えしたいと思います。
 これも小学生サプリでお話しましたが、入試は人間力の勝負です。人間力は表情に表れます。い表情で試験会場に来て下さいね。いい表情とは、凛々しい、すっきりとした顔です。
〈高校3年生の皆さんへ〉
 センター試験まであと4日となりました。一番大切なのは身心の体調です。試験に向かっていく身心、試験で最高に働く脳を準備することです。脳を動かすためには、五感、特に視覚と聴覚を研ぎ澄ませることが効果的です。焦点を合わせてくっきり見る、耳を澄ませて聴く。そうやって4日間の勉強に臨んでください。
〈在校生の皆さん〉
 試験休業も含め5連休となっています。今日は3日目です。意味のある5日間を過ごしてください。
 さて、今日が始まります。すべての人にとって最高の1日であることを祈っています。頑張ってくださいね。
08:16
2017/01/07

東大ゼミ開始

| by 関根均
 今日は7時50分から中学2年生と3年生の希望者からなる「東大ゼミ」がありました。まだ幕の内なのに早朝から100名以上の生徒たちが集まっています。
 今年のテーマは「世界の平和」で、現在、グループに分かれて「世界平和宣言」を英語で作成しています。今日はその骨子の検討です。私は生徒たちに3つの構成要素を入れることを伝えました。それは「平和の大切さ(世界の現状も含める)」「平和への提言(世界へ)」「私たちはどうあるべきか、何をしたらよいか」です。すでに冬休み中にそれぞれが考えてきているので、熱心に協議をしています。この後、英文を作成することになります。
 中学生としてはとても高度な学習内容です。でも、中学生の時の私ならば友だちとこのような取組をすることが楽しかったに違いありません。実際、開智未来の生徒たちも楽しそうです。
 私はこの開智未来で、中学時代や高校時代のときの自分がワクワクするような教育活動を開発しています。そして、その教育活動を生徒たちと一緒に行うことで昔できなかった楽しみを味わっています。
 でも、うらやましいですね。
15:40
2017/01/06

ルネサンス

| by 関根均
 今日から3学期が始まりました。
 長期休業明けの始業式の日でも開智未来生たちは引き締まった顔です。いつも思うことですが、本当に素晴らしいことです。
 今朝、アカデメイアへ行くと、いつものように朝学習をする生徒でいっぱいでした。始業式でも真剣に校長の式辞を聞いています。この清々しさは他の学校にはないものです。
 「近くの3人の人と今年の抱負を伝え合ってください」
 始業式の式辞では昨年と同様に、今年の抱負を考えさせ、回りの友だちとの学び合いを行いました。
 不思議と言えば不思議な光景かもしれません。
 しかし、とても和やかなのです。
 手前味噌ですが、やっぱり、いい学校です。
 「今年のテーマは『再生』です。この6年間で開智未来は一つの『生』を終え、新しい『生』を始めます。まさに『ルネサンス』です」
 ゆたかな開智未来の文化をこの生徒たちと咲かせたいと思っています。
18:09
2017/01/03

村を育てる学力

| by 関根均
 2017年も3日目となりました。いかがお過ごしですか。
 元日の日に今年のテーマを「再生」とすると書きましたが、再生というと「だめだったものが復活する」というイメージで受け取られることが懸念されます。誤解されたくないのですが、再生とは「再び生きる」ということで、一度目の「生きる」に納得した上で、新たに二度目の「生きる」ことを始めるという意味です。
 開智未来の6年間は、準備室時代からの先生方、そして、その後に参加した先生方に加え、第1期生からの生徒たち、保護者の方々と懸命に創り上げ、生きてきた時間です。
 そして、今年から7年目を迎え、再びいきいきと生き始めるのです。新たな試みも失敗もあると思いますが、恐れず取り組みたいと思っています。私の限界は、多くの人の力が推進力になって乗り越えていくでしょう。
 12月31日から東井義雄氏の『村を育てる学力』(ぽるぷ現代教育選集、1984年)を読んでいます。今、読み終わったところです。今から30年前に一度読んだ本です。この本は兵庫県の山村の小学校での教育実践の書かれたもので、明治図書出版から1957年に出版されました。ちなみに1957年は私が生まれた年です。
 60年も前の教育実践なのにけっして古くありません。読めば読むほど今でも多くのことを得ることことができます。今流行の「アクティブラーニング」も横文字は使っていませんが、その本質を考察した上での実践がなされています。「学び合い」も「わけあい、磨き合い」という言葉で表現しています。
 この本を読むと、開智未来の教育をもっと教育実践として高めていかなければならないと思います。そして、かつての日本の教育実践の水準の高さを再認識します。今の教育は薄っぺらな「点数を取るためだけの学び」になってしまったのではないかと反省させられます。この『村を育てる学力』から学んだことは、このメッセージで追々書きたいと思っていますので、楽しみにしていてください。
 この「ぽるぷ現代教育選集」ですが、戦後の教育実践や教育論の名著を集めたもので、私の尊敬する斎藤喜博氏や国分一太郎氏の著作を含め33冊からなります。今年は一冊ずつじっくりと読み直し、教育実践研究を本格的に開始したいと思っています。これが私の「再生」のスタートポイントです。ちなみにこの「ぽるぷ現代教育選集」は全巻で6万5千円でした。この選集を購入した1984年は、教員になって4年目、長女の生まれた年でした。当時の月給は手取りで15万円ほど。その中で6万5千円を出して買ったのですね。
 それから32年経ち、その選書を再生のスタートポイントにしようとしています。あらためて生きることの不思議さを感じています。
10:39
2017/01/01

明けましておめでとうございます

| by 関根均
 新年、明けましておめでとうございます。
 穏やかな元旦の日をいかがおすごしですか。高校3年生の皆さんはセンター試験に向けて頑張っていますか。
 1週間ぶりのメッセージで申し訳ございません。この間、奈良へ旅行に行ったり、実家やわが家の大掃除をしたりと、実に一般的な生活をしながら、新しい年をどのようにしたいかと考え続けていました。
 今年は開智未来は7年目を迎えます。平成28年度は「完成年度」で、今年の3月で中学入学第1期生が卒業し、4月からは二巡目になります。一つの段階が終了し、新しい時代が始まる。そんな節目となる年になるような予感がしています。また、そうでなければいけないと思います。
 そこで平成29年のテーマを「再生」とすることにしました。同時に、今年の新入生は「再生の第7期生」と名付けたいと思っています。
 私も今年は60歳。還暦となり、二巡目の人生を迎えることになります。ですから、私にとっても「再生」の年にしたいと考えています。いいまでの自分を一区切りのものとして終わりにして、新しい自分に挑みたいと思っています。一度の人生が終わったのですから、二度目は追加的な人生ですので失敗を恐れる必要もありません。それが「再生」の強みです。
 開智未来についてもそんな気持ちで進めていきたいと思っています。
 さて、二巡目の人生を考えれば考えるほど、「生きることの意味」を考えずにはいられません。このことを考えることが私の今年のテーマです。初夢も「生きることの意味」を問うという不思議な夢でした。
 「開智未来の意味」も考えよ、という暗示なのでしょう。
 久しぶりのメッセージで、ぎこちない文章になってしまいました。本年もよろしくお願いいたします。
16:50
2016/12/24

メリー・クリスマス!

| by 関根均
 世間では3連休のクリスマスと言われていますが、本校は今日は冬期講習です。
 それでも早朝のアカデメイアに行くと、多くの生徒たちが真剣に独習をしていました。私も生徒たちの姿に共振して集中して本を読んでしまったため、職員朝会のチャイムが鳴ってからあわてて会議室へかけ足で向かうことになってしまいました。
 先生方に息を切らせて「メリー・クリスマス」と校長からの連絡を開始すると笑い声がおきました。
 開智未来は先生方も生徒たちも「澄んでいる」。
 不思議な表現ですが、私の実感です。澄んでいるのです。だから心地いいのです。
 今日は午後は入試に向けていくつかの会議を行い、新年の準備をしています。冬期講習は来週の火曜日まで。それから年末年始の休みに入ります。
 さて、今日はクリスマス・イブです。開智未来の生徒たち、保護者の皆様、先生方、そして、開智未来に関わる方々。素敵なクリスマスでありますように。メリー・クリスマス!
16:59
2016/12/22

普通の生活

| by 関根均
 昨日から冬休みになりましたが、冬期講習や三者面談もあり、学校は学期中と同じように動いています。
 職員朝会が普通に行われ、生徒たちもSHRや掃除を普通に行っています。学びの朝ということでアカデメイアには普通に多くの生徒が朝学習を行い、午後も学習スペースで学び合いを行っています。
 普通に学びが行われ、普通に生徒たちや先生方が学校生活を行う。開智未来の平穏を感じています。普通に過ぎる毎日。その普通の毎日の質が充実していて、深みがある。これこそが幸せの一形態なのかなと思っています。
 平成28年もあと10日ほどとなりました。
17:43
2016/12/20

生涯学力

| by 関根均
 今日は2学期の終業式でした。
 開智未来の終業式はその学期学年で最も成績が優秀だった生徒が表彰されます。一貫課程と高校課程で併せて9名。表彰後にはその生徒たちの発表があります。勉強の仕方を話すのですが、それが単に学習法にとどまらず生き方につながっていて、大人の立場から聞いても感心します。
 「イメージすることの大切さ」「日々の小さな目標づくり」「一時間の授業を最高のものにすること」「お手伝い」「すべての教育活動に全力を尽くすこと」。
 彼らは結果的によい点数を取っていますが、いい点を取るためだけに勉強しているのではありません。
 確実に開智未来の学びが浸透していることを実感します。
 正しい学びは大人になってから役立ちます。それが生涯学力です。
 これから数十年後、開智未来生たちが日本や世界の各地で活躍すると私は確信しています。その姿がくっきりとイメージできます。
 さて、明日からは午前中は講習、午後は部活動となります。このメッセージを書いている今も、グランドでは生徒たちが元気いっぱい走り回っています。
13:13
2016/12/19

春の香り

| by 関根均
 昨日は本年度最後の学校説明会でした。
 今年最後のサプリということもあり、気持ちを込めて話をしました。いかがでしたでしょうか。入試が近づくと小学6年生も中学3年生も真剣な、いい表情になってきます。そして、私の言葉を心の奥深くまで受け取ってくれます。
 「入試は人間力の勝負です。ですから、皆さんは今日から毎日鏡で自分の顔を見て、成長したかどうかを確認してください。人間的に成長した顔かどうかはわかるよね」
 けっこう意味深い言葉だと思いますが、小学生たちもうなずいて聞いています。真剣に生きている人間ならば、たとえ12歳でもわかるのです。逆に、大人であっても真剣に生きていない人は分からないものです。
 苦しまないことがいいことではない、と私は考えます。
 苦しんで成長した人間こそ本物だと思います。そして、そのために、あえて試練を与えることが必要ですし、試練に向かい、試練を乗り越える力を育てることが大切だと思います。
 大きく成長してくださいね。
 第1回中学入試は1月10日です。あと3週間となりました。平成29年度がだんだんと近づいてきました。一段と寒くなってきましたが、私は春の香りを感じています。
18:31
2016/12/17

一緒に学ぶ

| by 関根均
 今朝は中学2、3年生の「東大ゼミ」を行いました。これから3学期にかけて、英文で「平和宣言」を書くことになります。その宣言に「平和の大切さ(世界の現状も含める)」「平和への提言(世界へ)」「私たちはどうあるべきか、何をしたらよいか」の3点を必ず入れるという条件を示しました。今年はグループ活動を中心に進めているので、5~6名で構成されているグループで平和宣言をつくることになります。生徒たちは真剣に話し合っているので私は見守るだけです。それでも深く考えています。
 生徒たちが自分の力でグングン伸びる。だんだんと私が理想とする教育に近づいてきました。いいえ、生徒と共に学びながら私自身も成長して私の理想も変化してきたのかもしれません。
 さて、合格アメ350個が準備できました。一粒ごとにそのパッケージに「合格」と書くだけですが、中にアメが入っているので意外と書きづらくて下手な字になってしまいます。気持ちを込めて書きましたのでご容赦願います。
 何度もサプリをして一生懸命メモを取り、メモのアドバイスを真剣に聞いた小学6年生たち。高校受験の個別相談では勉強のアドバイスをした中学3年生たち。説明会の段階から開智未来生のような気がして、この8か月の間に、第7期生の姿が頭に浮かぶようになって、4月に始まった平成28年度の学校説明会も明日で最後になります。
 来年4月、第7期生の皆さんと一緒に学ぶことになります。
 明日は最高のサプリをしたいと思います。多くの人とお会いしたいと思います。
〈追伸〉
 中学説明会は恒例のクリスマス・サプリとなります。楽しみにしてくださいね。
17:05
2016/12/15

創作ダンス発表会と合格アメ

| by 関根均
 今日は午前中、高校2年女子の「創作ダンス発表会」がありました。
 中学3年生から高校2年生が全員、この発表会を鑑賞するため、観る側にとっても大切な教育活動になるよう「身体表現」を第一のテーマとして計画しました。
 身体表現は国際化する社会の中で、日本人には不得手なスキルです。身心を開放し、自分の内面を恥ずかしがらずに相手に示すことは、心や身体の有り様として大切なことです。
 高校2年生の女子たちの頑張りで、この趣旨が行き渡り、とても意義深い発表会になりました。本校体育科の「思考する体育」の実践がさらに発展し、また、開智未来の教育がさらに進化したと思っています。
 生徒たちも開智未来の教育をしっかりと理解してくれています。彼女たちの創作ダンスを観ながら、心が熱くなりました。ありがとうございました。
 さて、話は変わりますが、今度の日曜日(12月18日)は中学入試対策講座と高校説明会が行われます。中学、高校ともに今年度最後の学校説明会です。私のサプリ(今回はアウトプット編)も今年度最後になります。そこで、今回は「合格アメ」を参加者にお配りしたいと思っています。先日、大量のアメを買い込み、これからその一つ一つに「合格」と書いていきます。一人2つを用意しますので、是非多くの受験生(小学6年生と中学3年生)に来ていただきたいと思います。
13:02
2016/12/14

先輩から後輩へ

| by 関根均
 3日間メッセージをお休みしました。いろいろと考えることがあり、頭が整理できなくて、文章が書けずにいました。
 さて、土曜日の大村博士との懇談会でしたが、テレビで見たノーベル賞受賞者とお会いして、ちょっと緊張しました。とても気さくな方で、教育についても深く考えている方で、そのような方とお話しできる幸せを感じました。加えて、久しぶりにお会いした小出さんがとても成長していてとても嬉しくなりました。
 大学2年生の彼女は、高校時代と変わらない、いいえ、さらに高められた医学への志を持っていました。顔つきも凜としています。また、高校時代に身に付けたメモ力を大学での授業にも発揮しているとのことでした。
 「時間があれば学校に来て後輩に話をしてください」とお願いしました。こうやって目標になる先輩がたくさんいて、先輩から後輩へと開智未来の精神が引き継がれていったら素敵ですよね。
 もうすぐ平成28年が終わります。完成の6年目もあと4か月半となりました。
17:50
2016/12/10

大村賞

| by 関根均
 今日は午後4時30分から北里大学で行われる、昨年ノーベル賞を受賞した大村智先生と「大村賞」を受賞した卒業生との懇談会に出席することになっています。
 出不精な私ですが、各校長も参加するようにとのことで、柄にもなく、北里大学白金キャンパスのある南麻布に行ってきます。
 岩槻校の優秀な卒業生の話を聞いたり、大村先生から学問や学びについてのことを伺ったりすることも楽しみですが、本校で唯一この賞を受賞した第2期生の小出さんとお会いすることも楽しみです。筑波大学医学部に入学した彼女は、その後どのように成長したでしょうか。また、開智未来で学んだことをどのように生かしているでしょうか。
 そろそろ学校を出なければなりません。
 この懇談会の様子や感想については後ほどこのメッセージでお知らせしたいと思います。
11:54
2016/12/08

挑戦

| by 関根均
 今日は2つの試みをしました。
 一つが昨日のメッセージで書いた「演劇レッスン」(1H哲学)です。例えば、喜びや怒り等のポーズをとったり、ペットボトルを神様に見立ててその神様へのアクションを演技したりなどのエクササイズをしました。初めての人にはかなり難しいレッスンを生徒たちはだんだんと身心を開きながら行いました。
 もう一つの試みは、1・2時間目を連続して行った「学び合いプログラム」(中1哲学)です
「期末考査の『代数』の範囲を全員が理解する」ことを目標に、5~6名のグループをつくって学び合い学習をしました。
「教わってもわからない時は『ここがわからない』とはっきり言おう」
「わかったら『わかった』と言おう。そして、『ありがとう』と言おう」
 どちらも学年の先生と連携を取りながら進めました。
 自分でも研究していることもあり、今回は校長の私が率先して行いましたが、だんだんと先生方に任せていきたいと思っています。
 身心の開放。学び合いの推進。
 口で言うのは簡単ですが、実現するのは大変なことです。そして、それを学校全体の取組、さらには開智未来の文化や伝統に高めていくことはもっと大変なことです。
 「試み」から「実践」へ。開智未来の挑戦はこれからも続きます。
13:39
2016/12/07

演劇レッスン

| by 関根均
 ここ何日か「演劇」に関する本を読んでいます。大学時代に読んだ、竹内敏晴氏の『ことばが劈(ひら)かれるとき』(現在はちくま文庫)を思い出し、生徒たちの「身心の開放」と「自己表現(発表・身体表現)」のトレーニングとして「演劇のエクササイズ」を活用しようと考えたからです。
 開智未来では「学び合い」や「発表」を重視していますが、生徒の中には自分を開示できず、他者とのコミュニケーションや人前の発表が苦手な生徒もいます。そこで「哲学」の授業で、学年の先生方と連携して演劇レッスンを取り入れようと考えています。まずは明日の高校入学のH1年の哲学で行います。そのテキストも完成しました。
 中でも、鴻上尚史氏の『表現力のレッスン』(講談社)は参考になりました。いくつかの言葉を紹介します。
 「体を動かすことが気持ちいいように、じつは感情を動かすことも気持ちいいのです」
 「今まで知らなかった『感情』を経験することは人間を豊かにすることだ」
 「相手の体の状態を、自分の体で感じる能力、これを『身体的想像力』と言います。相手の立場を理論的に想像する能力ではなく、相手の体の状態を、つまり、感情や感覚を含めて想像する能力です」
 いかがでしょうか。サプリと通ずるところがあります。
 まずは明日の授業が楽しみです。成果があれば、中学校の哲学にも活用してみたいと思っています。
 開智未来の新しい試みです。
18:05
2016/12/06

弱気

| by 関根均
 3日ぶりのメッセージです。すみません。
 日曜日にこいのぼりマラソンがありました。私も体調が心配でしたが、どうにか10㎞走りきりました。58分20秒です。今年は1時間を切れないと思っていましたが、途中から切れるのではないかと頑張り始め、8㎞を過ぎたところで59分を切れるのでは、もしかしたら57分台になるかもしれないと、最初の「無事帰ってくる」という消極的な目標を変更して、今の私にできる全力を出してしまいました。
 頑張らないことができない。
 これも一つの性分で、そして、仏教で言う「業」なのでしょう。
 気楽に楽しむことができないのです。いえ、私にとっては全力を出す苦しさの方が楽しいのかもしれません。
 開智未来の生徒たちはおしゃべりをせず、皆本気で走っています。全力を出すことを見つけているからでしょう。同じ市内の県立高校の生徒たちは、特に、私のタイム当たりで走っている生徒たちは余裕で話をしながら走っています。開智未来生は私に「頑張ろう」と声を掛けられると私を必死に抜き返して来ます。辛そうです。
 人生というものは楽なことばかりではありません。楽ばかりだとのっぺりして楽しくないものです。苦しさの中で初めて生きている実感と意味を私たちは確認することができます。
 「校長先生、何分でしたか?」
 多くの男子生徒たちが清々しい表情で私に話しかけてきました。
 40歳以上年下の生徒たちから辛い思いをして走りきった仲間として声を掛けられる。
 来年も1時間を切れるだろうか。昨年までは「1年後はしっかりと練習をして今日以上の記録を出すぞ」と思ったものですが、今回はちょっと弱気です。
 60歳という壁が私を弱気にしているのかもしれませんね。
 来年、「校長先生、何分でしたか?」と聞かれた時に、「57分58秒でした」と答えられたらどんなに素敵なことでしょう。
15:35
2016/12/03

前進

| by 関根均
 今日は午前中が「未来型入試説明会」、午後が「オーストラリア語学研修会」の説明会、その後、岩槻校で行われる開智中学校入試問題説明会の後半で30分ほどサプリを行うことになっています。
 サプリなどは開校前からずっと行っていることですが、最近、ただサプリの話をするのではなく、一つの教育活動となるように、一人一人の聞き手の成長を考えて話すようになりました。私も成長しているつもりです。
 ですから、毎回、たとえ同じサプリであっても授業案のようなメモをつくり、キーワードも設定して、どのような聞き手の変容を目指すのかを考え尽くしててます。けっこう大変です。
 外見的にはさほど変わっていないかもしれません。いつもと同じように見えるかもしれません。でも、熟成してきたのだと思います。
 もっと理論化してみたい。もっと学問を勉強して深めたい。
 そんな思いが強くなっています。
 さて、午前中の未来型入試の説明と「小学生サプリ:アウトプット編①」が終わりました。これから「オーストラリア語学研修会」と岩槻校でのサプリです。「オーストラリア語学研修会」のキーワードは「身心開放・身体表現」「オールイングリッシュ」、岩槻校でのサプリは「成長の基盤づくり」です。今日は岩槻校で初めて「私の未来」の直筆を配布しようと思っています。常に前進することを意識して生きたいですね。
13:03
2016/12/01

発表

| by 関根均
 今日は中学1年と2年、そして高校入学の高校1年の「哲学」の授業を行いました。
 高校1年の「哲学」では「発表」をテーマにしました。発表をテーマにしたのは初めてです。発表は「6つの授業姿勢」の一つですが、これまで十分に指導方法を開発してきませんでした。身心の開放と身体表現、言葉を伝える方法、発表の身体技法、スピーチやプレゼンの技法等、もっと開発したいテーマです。また、聞く姿勢の育て方も必要です。
 日本人は発表が不得手です。それは学校教育できちんと教えてこなかったこともありますが、公の場での身心の開放と身体表現が日本の文化の中にないからだと、カナダで私は考えました。ですから、発表の指導はかなり奥の深いものになりそうです。
 新たな挑戦の始まりです。
 最終的にはTEDトークのようなスピーチコンテストを行いたいと思っています。自分の考えを臆することなく発信する。そして、それを互いに尊重する。さらに深め合う。
 そんな学校を夢見ています。
 次回の高校1年の「哲学」では、演劇のトレーニングを取り入れて、身心の開放と身体表現に迫っていきたいと思います。
18:55
2016/11/30

全力

| by 関根均
 体調が十分でなく、ここ数日このメッセージの文章を書く余力がありませんでした。
 最近、休むことが多くですみません。開校前の5月から書き始めたこの「校長からのメッセージ」ですが、最初の4年くらいは毎日書かさず書きました。夜中、12時直前に駆け込みで送ったこともあります(夜中にメールの着信音が鳴って迷惑をおかけしました)。
 昔は体力がありましたね。
 今度の日曜日は中学3年から高校2年生までが参加する「こいのぼりマラソン」があります。私も開校以来、高校男子と一緒に10㎞を走ってきました。こちらもだんだんときつくなってきました。
 それでも、自分の最大限の力を振り絞って走りきろうと思っています。自己の最大値は年々低下していますが、全力を尽くす度合いは低下していないつもりです。いくつになっても「全力」は低下しない。それって嬉しいことですね。
 ところで、明日からは12月です。今年も最後の月になりました。いい年だったと思えるよう、最後まで走り続けたいと思います。
19:31
2016/11/26

2つの学校行事を終えて

| by 関根均
 今日は午前中に高校説明会、午後に中学1・2年生のペア駅伝がありました。今、ペア駅伝を無事終えてホッとしているところです。
 高校説明会では「中学勉強サプリ:アウトプット編」を行いました。中学3年生たちは高校受験勉強で辛い思いをしたり、不安を感じたりしていると思います。だからこそ、この時期のサプリは聞き手の中に切実なものとして入っていきます。私はこの時期のサプリが好きです。サプリで伝えたいことを受け止める状態になっているからです。今日も40分間、言葉を必死に届けたつもりです。いかがでしたか。12月18日(日)が本年度最後の中学生勉強サプリとなります。次回は恒例の「合格アメ」をお配りしたいと思います。多くの中学3年生に聞いてほしいと願っています。
 午後のペア駅伝は先週の予定でしたが、雨のため今日に順延となりました。一昨日の雪で心配されましたが、昨日の好天のおかげで最高のコンディションで実施できました。閉会式では生徒たちに「全力は出せましたか」と問いかけました。生徒たちは清々しい顔で頷いていました。
 「全力を出せることも一つの力です。その力を身につけてください」
 必死になれる人間を育てたいと思います。
 さて、来週の日曜日は中学3年生から高校2年生までが加須市の「こいのぼりマラソン」に参加します。私も生徒たちと一緒に全力を出して10㎞を走りきりたいと思います。
16:04
2016/11/25

ペア駅伝

| by 関根均
 昨日とはうって変わっての晴天で、朝9時ごろはグランドから水蒸気が上がって、校長室から眺めると雲の上にいるような景色でした。
 心配していた中学1・2年のペア駅伝もコースを変えれば実施できるかもしれません。せっかく気持ちを盛り上げてきたころを、先週からの順延で、さらに明日実施できないと気持ちが途切れてしまいます。
 中学1年生の「哲学」の授業でペア駅伝のねらいを3つ話しました。ひとつが「自分を乗り越えること」、2つ目が「支え合うこと」、3つ目が「集団の力を理解すること」です。「自分を乗り越えること」には2つのことが含まれます。「苦しさを乗り越える」ことと「苦しさの先にある喜びを知る」ことです。
 開智未来の教育は一つ一つの活動に明確な意味やねらいを持たせています。そして、それらを生徒に理解させて、獲得させようと考えています。
 完成年度のペア駅伝が楽しみです。
 このまま晴天が続いて、明日の午後によいコンディションで実施できることを祈っています。
15:03
2016/11/24

11月の雪

| by 関根均
 天気予報のとおり、珍しい11月の降雪がありました。
 屋外での部活動もできないので、高校1年と2年は校内実力テスト終了後に、中学生は6時間の授業を終えて、一斉下校とすることにしました。高校3年生は進学講習があるので6時台のバスで下校となります。
 今、高校1・2年生のバスが出発したところですが、校長室から外を見ると雪は止み、わずかながら雲の間から青空が見えてきました。バス会社に頼んで、バスの運行の変更をしたのですが。天候の判断は難しいですね。
 夕方は冷えると思われるので、早めに帰宅した方がよいでしょう。生徒たちは嬉しそうに帰りました。
 さて、今日は中学1年と2年の「哲学」がありました。中学1年生たちはかなりメモが上達しました。私は完全に抜かれました。
 中学2年生の「哲学」では、来年度の湖沼学習フィールドワークに向けての学習を開始しました。来年度から広島にも行く予定です。今年の5月にオバマ大統領が広島を訪問したことを機に、平和学習を取り入れたいと考えたからです。
 今日は「What do you want to change and what could you do to make the world more peaceful?」という Open Question を生徒たちに投げかけました。
 開智未来の新しい取組が始まりました。意欲的な生徒たちだからこそできることです。
 窓の外は北川辺の雪景色です。
15:39
2016/11/22

ミニトマト

| by 関根均
 今朝は地震の報で始まりました。津波警報が福島県に発令され、どのテレビ局も「避難してください」と繰り返し広報していました。東日本大震災を思い出しました。
 この開智未来はその1か月後に生まれたのだな。あれから6年が経とうとしています。
 地震の影響で電車の遅れがあり、その対応について教頭先生や毎日早朝から学校で対応している西木広報部長と連絡を取りながら、慌ただしい朝を過ごしました。
 さて、今日は週休日で、葡萄棚の見える自室で、庭を眺めながら『月刊高校教育』の原稿を書いています。庭にはまだミニトマトの枝には赤い実が5つほどあって、穏やかな陽だまりの中でのんびりと風に揺れています。古い枝を取って緑の枝だけを残して丁寧に養生したら、11月も下旬というのに実をつけています。青い実はまだ30個近くあります。美しい姿です。
 早朝とは対照的にのんびりとして過ごしています。
 『月刊高校教育』の原稿のテーマは「加速度的に変化する社会に人間はついていけるのか。また、ついていくべきなのか」です。開智未来は「未来化(Futuization)」を掲げています。しかし、一方で人間を大切にするというサプリの考え方も持っています。その一見相反する要素をどうつなげていったらよいか。そんなことミニトマトの実を眺めながら考えています。
 困りました。なかなか答えが見つかりません。
 ただ……。
 最後の言葉は「未来は現実の中から生まれる」としようとおぼろげに考えています。
12:12
2016/11/20

夢に向かって

| by 関根均
 今日は高校説明会がありました。志望校を決定する最終段階ということもあり、中学3年生たちの表情も真剣でした。受験勉強に真剣に取り組んでいるからこそ自分についても真剣に考えているのでしょう。
 私はこの時期の高校受験生のサプリが好きです。私も真剣にサプリできるからです。
 今日からアウトプット編になり、夢をもって日本や世界へ飛び込んでいく生徒に来てほしいと話しました。このような話をすると引いてしまう人もいると忠告されることもありますが、やはり未来に向かって意欲的な生徒に来てほしいのです。未来を見つめる生徒たちが互いに影響し合いながら夢に向かって歩んでいく。そんな開智未来を創っていきたいと思っています。
 個別相談でも多くの中学3年生と話をしました。皆、表情が輝いていて嬉しかったです。
 4月になって入学式があって、その次の日からスターティング・セミナーがあります。第7期生のスターティング・セミナーも楽しくなりそうです。今から楽しみです。
14:27
2016/11/19

伸びようとする力

| by 関根均
 今日は始業前に「東大ゼミ」を行い、日能研大宮校で開智未来中学の説明と親サプリを行い、その後学校に戻って校長業務をしています。
 最近、生徒たち自身の伸びようとする力を大切にしたいと強く考えるようになりました。今までなら教えたり、私の考えを伝えたりしたことを自分たちで考えさせた方が、一見遠回りのようですが意味のあることであることがわかってきました。
 この歳になってわかってきたのですから遅いですね。
 「東大ゼミ」でも課題を投げかけ、グループに分かれて「学び合い」で考えさせるようにしています。すると私が考え尽くした地点に、中学2年生と3年生の生徒たちが到達しているのです。今年の「東大ゼミ」のテーマは「世界の平和」です。オバマ大統領の広島スピーチを読んだり、隣国の核実験などを題材にして、ゼミを進めています。
 そして、今年の最終目標を生徒たちに伝えました。
 「このあと、最終的に各グループで私たちの『Declaration for peace of the world』をつくっていきます。もちろん、英語です。世界の平和へ向けて世界はどのようにあるべきか。そして、私たちはどのように平和を築いていくのか。各グループの宣言を一冊の冊子にまとめて、第4期東大ゼミの成果にしましょう。また、発信していきましょう」
 英文ということでたじろぐと思いましたが、生徒たちの顔は「面白そう!」「やってやるぞ」という表情です。
 昨日の「特別オープン授業」、そして、今日の「東大ゼミ」。開智未来の未来の姿が確実に見えてきたような気がします。
 とても嬉しいです。
15:04
2016/11/18

特別オープン授業

| by 関根均
 今日の7時間目にニックとスチーブと私が担当している英語の授業のオープン授業を行いました。この授業は週3時間の授業で、うち金曜日の7限の授業をオープンにしています。通常の2時間の授業は26名の高校2年生による授業ですが、金曜日は中学3年生4名と高校1年生4名がオープン授業に参加しています。今回は「アメリカ大統領選挙」をテーマにして「特別オープン授業」を行うことにしました。
 予め全クラスに通知して希望者を募ったところ、約60名の生徒たちが加わりました。中学1年生も7名の生徒が参加し、中学1年生から高校2年生まで、中学入学生も高校入学生も入り交じり、総勢90名の開智未来生がリュケイオンに集合しました。受験期の高校3年生を除くと65名の在校生ですから、約14%の生徒が集まったことになります。先生方も10名近く集まりました。
 会場内はオールイングリッシュ。熱気溢れる「英語空間」に感動しました。
 まず私が簡単な趣旨説明をして、その後にニックとスチーブがパワーポイントを使いながら、トランプ氏が大統領になってからの世界の変化について、環境、世界経済等、領域ごとに説明していきます。途中、学び合いで学び取ったことを確認して、さらに理解を深めていきます。
 中学生たちもしっかりとメモを取っています。もちろん、英語で。
 英語だけでなく、バックグランドになる知識や教養も必要です。それでも90名の生徒たちが学年を超えて一生懸命学んでいます。動画に撮って皆さんにお見せしたかったです。
 「Did you understand what Nick and Steve said?」
 「I could understand about 75 percent! I enjoyed Today's class.」
 「Do you want to join again?」
 「Yes!」
 終了後、中学生たちと交わした会話です。
 確実に開智未来は進化している。そして、開智未来生たちは学ぶことを楽しんでいる。
 一歩一歩、ひとつひとつ。
 新たな開智未来が見えてきました。
 一歩一歩、ひとつひとつ。
 明日も未来に向かって歩みたいと思います。
19:16
2016/11/16

新しい知見

| by 関根均
 今日は四谷大塚大宮校で30分ほど親サプリを行いました。カナダからの帰国後初めてのサプリで少々疲れました。
 考えてみれば、大人数の前で話をするのは普通はないことですよね。こちらは一人ですが、相手は多数。それぞれ感じ方・考え方は異なります。それぞれを瞬間的に表情で察知しながら、最適な言葉を選びながら話を進めています。みんなそれぞれの受け取り方で聞いているのですよね。久しぶりにサプリを行って、その新しいことに気付きました。それはそれで愉快なことですね。
 さて、大宮駅に早めに着いたので、『そごう』の7階にある三省堂で4冊ほど本を買いました。
『教養としての認知科学』(鈴木宏昭著、東京大学出版会)、『知能のパラドックス』(サトシ・カナザワ著、PHP)、『なぜ「教えない授業」が学力を伸ばすのか』(山本崇雄著、日経BP社)、『ミライの授業』(瀧本哲史著、講談社)です。どれもおもしろそうな本で、家に帰って全部の本にさっと目を通しました。サプリや哲学の授業に参考になりそうです。
 新しい知見に接することは楽しいことですね。そして、得た知見をもとに実践ができればもっと楽しいでしょうね。
 さて、明日は3つの学年の「哲学」の授業があります。疲れるでしょうが、楽しみです。
19:21
2016/11/12

本質を理解する

| by 関根均
 今日は中学部の合唱祭を加須市のパストラル加須で行いました。多くの保護者の方に来ていただきました。ありがとうございました。
 この合唱祭は開智未来の教育にとってきわめて重要な教育活動です。単に合唱を競い合う学校行事ではなく、いかに身体(声、表情等)で言葉や思いを表現して相手に届けるか、また、合唱づくりを通じて、他者(クラスの仲間)を感じ、知り、理解し、そして、尊敬するか、そのような開智未来が目指す人間へと成長するための活動活動なのです。
 一般の方にはなかなか分かりづらいものかもしれません。
 しかし、生徒たちはよく理解していて、今日の合唱祭にそれが見事に表れていました。
 嬉しいですね。
 さて、合唱祭が終わると、次は中学の1・2年生は「ペア駅伝(11月19日)」、中学3年生は「こいのぼりマラソン(12月4日)」です。
 このねらいは「身体との対話」と「自己の超克」です。
 また、先生方と生徒たちで一緒にこの学校行事をつくりあげます。何にでも真剣に取り組む生徒たちです。生徒たちの新たな成長が楽しみです。
20:28
2016/11/11

日本の朝

| by 関根均
 久しぶりのメッセージです。
 昨夕、カナダから全員元気に帰ってきました。生徒たちは目標のオールイングリッシュを達成しての凱旋です。本当によく頑張りました。先生方もオールイングリッシュを貫徹しました。私自身も話す方はかなりできるようになりました。ただし、聞く方はわずかに進歩している程度です。こちらは若いうちに鍛えなければなりませんね。特に中学時代に英語の耳をつくる必要性を痛感しています。
 今回は時差ボケもなく、行く前はかなり体調が悪かったのですが、多少の疲れはあるものの健康になって帰ってきました。今日は代休。いつものように今朝も5時に起き、7時から久しぶりの自室で、手入れを続けたおかげでまだ実を付けているミニトマトを眺めながら、カナダ環境フィールドワークの振り返りや勉強をしています。いい気持ちです。
 カナダでの最後の夜、ホテルでアメリカ大統領選のニュースを見続けました。トランプ氏の勝利の速報に接して、いろいろな思いや考えを巡らしました。不思議なことに英語と日本語のハーフ&ハーフで考えていました。
 ものごとはネガティブな側面ばかり考えてはなりません。その中にポジティブな意味を見つけ、それでもない見つからないときは、否定的な面をスプリングボードにして意味を創っていくことが大切です。そんなことをあれこれと考え続けています。このことは「哲学」の授業でハーフ&ハーフで生徒に伝えたいと思っています。
 明日は中学部の合唱祭。今回のポイントは「身心の開放」と「他者を理解する」です。生徒たちには「哲学」の授業で伝えました。さて、クラスでの練習は進んでいますか。私が学校にいない間にどのくらい成長したか。その成果を見せてくださいね。とても楽しみにしています。
 再び開智未来の生活に戻ります。学校にも様々な課題があります。その課題と向き合って、課題を成長への糧にして頑張っていきたいと思います。カナダで十分に充電ができました。特に、オールイングリッシュを貫徹した生徒たちからたくさんのエネルギーを得ました。
 最後に、カナダに一緒に行った2Hの皆さん。新たな一日を開始しましたか。
 さて、私は午後はスポーツジムで一汗かこうと思っています。12月4日(日)の行われる「こいのぼりマラソン(10㎞)」に向けての身体づくりを開始します。私のテーマは、「英語」の次は「身体」ですね。
12:16
2016/11/03

出発

| by 関根均
 今日からカナダ環境フィールドワークです。
 今回はオールイングリッシュという目標を掲げたのでかなりのプレッシャーがあります。もしかしたら生徒たちより教員の方が緊張しているのかもしれません。私も例年以上にナーバスになっています。
 しかし、プレッシャーの中で人間は成長するものです。私も今回を機にもう一回り大きくなれればと思っています。
 大人というものは子どもたちは試練を要求するのに自分はその試練を避けたいとする傾向があります。「自分たちはすでにその試練をくぐってきた」がその理由です。意識的にせよ無意識にせよ、私大人はそれを口実としています。
 でも、生徒たちの成長に比べると大人の成長はわずかですね。このカナダ環境フィールドワークでも生徒たちはぐんぐん伸びていくと思います。羨ましいですね。
 昨日の最後の学年集会で「私はカナダでは校長であることを忘れます。歳を取っていますが一人の生徒として皆さんと一緒に英語を学びたいと思います」と英語で話しました。
 恥も外聞も忘れて、失敗を気にせずに英語での生活に没頭したいと思います。
 さて、今回のカナダ環境フィールドワーク中はこの「校長からのメッセージ」を休止したいと思います。時差が12時間がありメッセージを送るタイミングが難しいこと、コンピュータが荷物になること、そして、生徒との英語での生活に集中したいことが理由です。ご容赦ください。10日の夜遅くに帰宅するので、次回のメッセージは11月11日になります。
 では、行ってきます。
〈追伸〉
 こちらの出発する頃にワシントンフィールドワークから2Sの高校2年生たちが帰ってきます。お帰りなさい。アメリカはいかがでしたか。カナダから帰って大きく成長した姿を見るのが楽しみです。
11:58
2016/11/01

お薦め

| by 関根均
 先週の土曜日に『大統領の演説』(パトリック・ハーラン著、角川新書)を買いました。カナダの準備等でゆっくり読む時間がないので、最初の数十ページを読み、あとの部分は眺めるようにつまみ読みしているのですが、とてもよく書けた本で早く読みたくて仕方がありません。
 この著者はパックンとしてテレビで「芸人」として活躍している方です。一方で、ハーバード出身で東京工業大学でも教鞭をとっている教養人です。
 素晴らしい才能ですね。
 演説というものがいかに深く、いかに人の心をを動かすものなのかが分かります。校長のスピーチももっと深く、意味のあるものにしなければならないと反省してしまいます。時間をかけて、熟考して、推敲していかなければいけないのですね。
 しかし、この本を読むのはきっとカナダから帰ってきてからでしょう。今は英語の脳にしたいのでできる限り日本語の文章は避けたいからです。
 まだ読了していないのですが、お薦めしたくて紹介しました。
 ところで、帰りの飛行機で読んでもいいですね。何しろ、13時間もあるのですから。カナダ環境フィールドワークまであと2日となりました。
19:51
2016/10/31

予感

| by 関根均
 今日は中学3年と高校2年(2H)の「哲学」がありました。
 高校2年(2H)は3日後に始まる「カナダ環境フィールドワーク」を目前にしての「哲学」でした。彼らとは入学時のスターティング・セミナー以来の宿泊行事です。一番生徒数の少ない学年で、生徒たちにはなかなか声を掛けられずに来てしまいました。いつもそのことが気になっていました。そこで今日はこんな話から哲学の授業を開始しました。
 「哲学の授業はありましたが、皆さんと一緒に長い時間を過ごすのはスターティング・セミナー以来ですね。今回はこの期間に全員の名前を覚えて、一緒に頑張ろうと思っています。迷惑かも知れませんがよろしくお願いします。そして、オールイングリッシュを絶対にやり遂げましょう」
 実際に今回はかなり力を入れて英語の勉強をしています。そのためのノートもつくりました。
 勉強する英語から使える英語へ。
 生徒たちに求めるだけではなく、まず自分が悪戦苦闘して英語を使えるようにする。そして、どうすれば使えるようになるか、生徒たちと一緒に勉強しながら、生徒たちの前で失敗しながらその答えを見つけたいと思っています。
 気持ちだけは20歳代に戻ってみようと意気込んでいます。
 体調もだいぶ戻ってきました。彼らとならばきっとパワーアップできる。そんな予感がしています。
 ご安心ください。燃え始めています。
19:31
2016/10/30

ワシントンからの電話

| by 関根均
 正午すぎにアメリカにいる教頭先生から電話がありました。
 本日はニューヨークを出て、フィラデルフィアを見学して、ワシントンに到着し、夕食及び夜の職員ミーティングが終わったとのことでした。
 フィラデルフィアは合衆国建国の地なので、現地のガイドが熱心に語ってくれたそうです。アメリカはその国の成り立ちが彼らの identity なのですね。昨年がワシントンフィールドワークの第一回目で、今回が2回目。開智未来の教育活動は常に改善・充実を図っているのでその成果が楽しみです。
 私も今週の木曜日からカナダ環境フィールドワークに行きます。こちらは5回目となります。朝からずっとその下調べをしています。各ポイントでどのように教育的な指導をするか、どのような話をするか(もちろんオールイングリッシュなので英語で)をノートにまとめています。
 さて、ワシントンは深夜。ワシントンではスミソニアン博物館群の個人探究、大学訪問、高校訪問があります。
 生徒たちは英語を積極的に使っているでしょうか。彼らの成長も楽しみです。
12:52
2016/10/29

文殊の智恵

| by 関根均
 今朝は東大ゼミがありました。
 昨日、中学2年生は群馬県の下仁田でジオツアーを行いました。雨で寒い日だったので風邪を引く生徒がいるのではと心配していますが、ほとんどの生徒が始業前の東大ゼミに休まずに来ていました。その頑張りを見て、私も風邪気味とは言っていられないと思いました。
 前回からオバマ大統領の広島スピーチを資料にして「学び合い」を行っています。
 次の4つの問いについて、生徒たちと一緒に考え続けています。
「①Yet, in the image of a mushroom cloud that rose into these skies, we are most starkly reminded of humanity's core contradiction.の humanity's core contradiction とは何ですか」「②オバマ大統領は「広島を際立たせているのは戦争の事実ではありません」と述べています。では、何が広島を際立たせているのでしょうか」「③なぜ私たちは広島を訪れるのでしょうか」「④人類に必要なものは何でしょうか。本文の英語で答えなさい」
 英文と日本訳からなる資料を何度も読みます。国語の授業で学んだ文章の読み方を駆使してオバマ大統領が言いたかったことを読み取っていきます。さらに、英語の授業で培った英語力で英文も読んでいきます。
 生徒たちには次のように説明しました。
 「学校で学んだこと、身に付けたことを使ってください。そうしなければ、学校で学んだ意味はありません」
 さらに、グループで学び合いをしました。
 「全員が学び合いに参加し、貢献し、『文殊の智恵』をつくる」
 これが本日のテーマです。
 私もその傾向がありますが、自分一人で考えた方が深く考えられる、より質の高い学びになると思っている人がいます。しかし、そのように考える人は学び合いのスキルが鍛えられていないのです。だから、「文殊の智恵」をつくる能力を育てる必要があります。
 次回までの課題としました。彼らはクラスを超えてどのように答えを考えていくでしょうか。新しい知への挑戦です。
11:16
2016/10/27

やる気の薬

| by 関根均
 「弱り目に祟り目」ということわざがあります。ことわざとは意外と当たるものです。火曜日から少し痛かったのですが、今朝、明け方背中が痛くて起きられないほどになりました。「ぎっくり腰」ならぬ「ぎっくり背中」のようで、学校への出勤は無理だと思いました。しかし、今日は3つの学年の「哲学」があり、いくつかの重要な用務があったので、どうにか学校に来ました。
 風邪を引いて微熱が続き、背中が痛くて。弱り目に祟り目ですね。
 3時間目の高校1年生の「哲学」で、こんな質問を生徒にしました。
 「弱り目に祟り目とありますが、なぜ弱り目のときに悪いことが続くのでしょう」
 考えたことをノートに書かせ、学び合いでさらに考えさせました。
 「弱り目の時は気持ちが前に向いていません。例えば自転車と同じで、前に向かって漕いでいない状態なのです。だから、倒れてしまうのです。きっと私が前向きのパワーを出していなかったからです。そのことを反省して、自分の中にやる気やパワーを取り戻したいと思います」
 私は『学びのサプリ』の中で「やる気を出す方法」という章を設けて、28ページを割いてその方法を書きました。「行動する」「夢みる」「人のために学ぶ」「心を動かす」という4つの方法です。
 もう一度読み返して、弱り目から脱却したいと思っています。
 来週の今日、高校2年生(2H)とカナダに出発します。12時間のフライト、さらに、カナダのキャンプでは寝袋です。背中を早く治さなければと思っています。
 学校に来て、生徒たちの姿を見ていると元気が出てきて、痛みも少し治まったようです。やる気を出す薬は未来生のようです。
 さて、高校2年生(2S)は成田に集合の時間です。元気な顔で集まっているでしょうか。
13:28
2016/10/26

ワシントン・フィールドワーク

| by 関根均
 3日ほどメッセージをお休みしました。日曜日と火曜日が週休日だったこともあるのですが、風邪気味だったこともあります。
 文章を書くという行為は意外とエネルギーを必要とします。また、エネルギーがないと前向きな考えや文章が出てきません。という訳で久しぶりのメッセージとなりました。すみません。
 明日からS2年生たちのワシントン・フィールドワークがスタートします。3時間目の集会で私からも話をしました。
 「ホテルの部屋では友だちと日本語で話をしないでテレビのニュースを見ることをお薦めします。4年に1度の大統領選の直前なのですから。わからなくてもその雰囲気を味わってください。友だちとの話ならば日本でもできるのですから。また、写真を撮ることばかりに専念しないでくださいね。たくさん撮ってもあとで見ることはあまりありません。自分の目でしっかりと見て、頭の中に焼き付けましょう」
 今年は教頭先生にワシントン・フィールドワークの引率をしていただくことにしました。私はカナダです。教頭先生が海外に引率するのは初めてです。
 「明日から教頭先生が学校にいません。私がいなくても大丈夫ですが、教頭先生がいないと心配です」と朝の職員朝会で先生方に言いました。
 「何かありましたら、ご連絡ください。ただし、12時間の時差をご考慮願います」と教頭先生が付け加えました。
 教頭先生に支えられてきたことをしみじみ感じました。
 さて、S2年生の皆さんへ。さまざまなものを見て、英語をたくさん使って、いろいろなことを考えてきてくださいね。そして、帰国後に成長した姿を見せてくれることを楽しみにしています。
15:22
2016/10/22

未来型入試

| by 関根均
 今日は中学入試の未来型入試説明会を実施しました。
 未来型入試は4教科入試とは異なる入試で、1月12日(木)の午前に行われます。昨年から導入しましたが、大学入試改革に伴ってこれから求められる学力を問う開智未来独自の問題です。具体的には「計算基礎」「読解基礎」「図解読解」「課題総合」の4種類の問題からなり、「計算基礎」と「読解基礎」はそれぞれ計算と文章読解の正確さとスピードを測る問題です。
  「図解読解」は人間の思考が図(イメージ)と言葉(言語)でなされることから、図を文章に変換したり、文章を図に変換するような問題を工夫して出します。
 そして、「課題総合」は受験生が解きながら成長するような問題を目指しています。昨年は地球規模の環境破壊について、文章や資料を通じて探究し、最後にはその解決法や自分の生き方を文章でまとめさせます。小学6年生には難しすぎるのではと言われましたが、実際に採点するとけっこう受験生たちは解いています。
 「小学生は幼い」と考えるのは大人の悪い癖です。小学生だって深く考えています。いいえ、ときには大人よりも真剣に、しばしば深く考えているものです。子どものときのことを大人は忘れています。実はいろいろ考えていたのです。では、なぜ大人になると子どものときに考えていたことを忘れてしまうのでしょう。それは考えない大人になってしまったからです。
 サン=テグジュベリの『星の王子様』ようなことを書いていますね。
 私は4教科受験の勉強をしてきた受験生にもこの未来型入試問題を解いてほしいと思っています。この入試で高得点を取った人は6年後とても伸びているに違いないと思うからです。
 未来型入試を多くの人に理解してほしいと願っています。
16:49
2016/10/20

言葉を届ける

| by 関根均
 木曜日は中学1年、中学2年、そして、高校1年(高校入学生)の「哲学」がある日です。「哲学」の授業は準備にも時間がかかり、また、学年単位で行うのでエネルギーも必要とします。それが3時間なのでかなりヘトヘトになります。しかし、全力で言葉を届けようとすると生徒たちも応えてくれるので(勝手にそう思っているだけかもしれませんが)嬉しくなります。
 いま、その余韻を感じつつコンピュータに向かってこのメッセージを書いています。
 もちろん、全員の名前と顔は一致していませんが、それでも一人一人に言葉を届けるつもりで机間を動き、隈無く生徒を見て話をします。
 「言葉を届ける」という表現をすでに2回使いましたが、不思議な言葉ですよね。英語ではそのような表現はありません。ただ「tell」(話す)と表現するだけです。話すだけでは私の気持ちは伝わりません。相手に言葉を届けるように話さなければ伝わらないのです。
 私が言葉を届けられるのは、届けたいと思う人(生徒)がそこにいるからです。
 これが教育の本質なのかもしれません。また、これはサプリの原点でもあります。
 まとまらない話ですみません。このメッセージで私の思いは届きましたでしょうか。
19:21
2016/10/17

未来を創る

| by 関根均
 今日は若手の先生たちと「未来型入試問題」の検討を行いました。
 若手の先生方で検討しているのは、この未来型入試問題が未来を見据えての問題であるため、これから長い期間教員を続ける先生方、しかも、発想のゆたかな、大学で学んだことが生き生きと頭の中に残っている先生方が力を合わせて問題を研究する必要があると考えたからです。
 頭をかなり使うため少々疲れましたが心地よい2時間でした。そして、人間の思考やこれから求められる学びについて考えるよい契機となりました。
 彼らが開智未来の教育をさらに発展させてくれるに違いありません。
 やっぱり開智未来は楽しみですね。
 さて、今週の土曜日は「未来型入試対策講座」です。多くの方に参加していただければと思います。
17:51
2016/10/16

その先の学びへ

| by 関根均
 昨日、本日と午前中に高校説明会を実施しました。
 私も「中学生勉強サプリ:スループット編」を行いました。「哲学」の授業でも最近開智未来生たちに言っているのですが、「テストの点を取る勉強から、その先の学びへ向かっていこう」という話をしました。
 点を取るための勉強だと身に付きません。生きた知恵を得ることはできません。
 この当たり前のことはずっと昔から言われてきたことです。しかし、その当たり前のことが実現していません。本当に大切なことですが、学校教育現場でも正面切って語られることはありません。
 その当たり前のことを実現できる学校でありたい。
 そう思いながらサプリをしました。
 誰もが成長したがっているのです。真剣にサプリを聴く中学生たちを見るとわかります。
 個別相談は午後まで続きました。今、最後の方が終わったところです。私も多くの中学生と話をしました。中学生たちも真剣に自分の生き方を考えているのですよね。そして、本当の学びをしようと思っているのですね。彼らに応えなければ。そして、私も頑張らなければ、という気持ちになりました。
 小さな学校かもしれませんが、みんなで本当の学びを創り出していきたいと思います。
14:01
2016/10/14

信頼

| by 関根均
 昨日紹介した『日々是修行』から。
 「釈迦自身は、普通の人間だ。ただ常人よりすぐれた智慧があって、『超越者のいない世界で、生の苦しみに打ち勝つ道があること』を独力で見つけ出した。そしてそれを私たちに教えてくれた。だから私たちは、その道を信頼する。釈迦という人物を進行して、『助けてください』と祈るのではない。釈迦が説いた、その道を『信頼して』、自分で歩んでいくのである」(p.194)
 信仰ではなく信頼。
 前回読んだときにはもぎとらなかった部分です。
 まさにそのとおりですよね。信頼して付いていく。信頼という言葉は深くてゆたかな言葉ですね。
 人を信ずるとは人を「信頼」すること。
 これは教育にも当てはまる言葉であることに気付きました。
19:42
2016/10/13

| by 関根均
 困難が続くときは「もっと心強くあれ」と思うものです。ではどうすれば心を強くできるのでしょうか。私は中学校の頃からその答えは仏教にあるのではないかと思ってきました。事実、仏教、特に禅関係の本をけっこう読んできました。その流れで呼吸法についても興味をもってきました。実はサプリもこれらの考え方を大いに参考にしています。
 さて、最近仏教関係の本を読みたくなりました。そこで小池龍之介氏の『沈黙入門』(幻冬舎文庫)を昨日読みました。その中に「心に操られている私たち」という言葉があります。心は幻想。その心に左右されて苦しんでいることを表現しています。心に操られて人と争いをする。私たちのしばしば陥る罠ですよね。
 次はどんな本を読もうか、ということで本棚から『日々是修行』(佐々木 閑著、ちくま新書)を手に取りました。表紙裏に2009年9月23日に読んだとあります。その脇に「父の入院の日に父からもらう」と記されていました。その10日後に父はなくなりました。この本のことを忘れていました。
 「釈迦は、精神集中によって生み出した智慧の力で、自分の心を観察せよと言った。観察してその動きを読み取る。そして、苦しみをもたらす心の悪要素を断ち切るのである」
 みんな苦しんできたのですね。そして、その心の苦しみを乗り越える中で真理を発見してきたのでしょう。
 偶然に手に取った本が父から最後にもらった本。不思議な縁を感じながら、自分の心を見つめながら読み始めたところです。
19:44
2016/10/10

お礼

| by 関根均
 今日は岩槻校で中学受験の首都圏模試があり、お子様を待っている保護者向けの開智中学校の説明会がありました。初めての方の会場、二度目以上の方の会場に分かれ、それぞれで30分ほと開智未来の説明を行う時間をいただきました。
 開校前からこのように模擬試験の会場になっている岩槻校の説明会で時間をいただいてサプリを行ってきました。岩槻校の説明を聞きにしている方ですので、私の「ミニ親サプリ」を中心にして開智未来の宣伝は最小限にとどめています。
 多くの方に開智未来について説明する機会がないので、少しでも話ができるならどこでも行くようにしています。
 しかし、嬉しいことに、このような開智未来のサプリに熱心に耳を傾けてくれます。サプリですからうなずいてもらったり、メモを取っていただいたりしているのですが、開智未来で実施するサプリと同じように行ってくれます。ですから、私も力が入ります。生徒たちにも「学び合いの際はまず耳を澄ませて聞きましょう。相手が真剣に聞いてくれるのですから、相手に言葉を届けましょう」と話していますが、聞いてくれる方がいるから言葉を本気で届けることができるのですよね。
 2つの会場とも、話が終わると拍手をしてくださいました。
 本当にありがたいことです。いろいろな疲れが吹き飛びます。
 「まず大人が学んで成長していきましょう。それが子どもに対する一番のプレゼントです」
 いつも同じことばかり言っています。聞いてくださっている方もきっと何度も同じことを聞いているに違いありません。本当に伝えたいことなどそんなに多くないものです。金太郎アメみたいですが、飽くことなく語り続けることになりそうです。
 このメッセージもそうですね。すみません。そして、いつも同じようなメッセージを読んでいただきありがとうございます。
18:04
2016/10/09

「10時間勉強マラソン」実施中

| by 関根均
 今日は高校生の「10時間勉強マラソン」が行われています。午後から用事があったので、午前中2時間、私も一緒に勉強してきました。約120名が参加しました。
 いつも感心することですが、生徒たちは集中して勉強します。別に強制ではありません。嫌々でもありません。自分から進んでこの企画に参加し、自分の計画に基づき勉強を進めています。
 なぜなのでしょう。
 彼らを直に感じながら考え続けました。
 一つに学びの文化が開智未来ですでに醸成されていること。そだから、一緒に勉強すると嬉しい気分になる。そんな学びの集団が成立しているからでしょう。
 二つ目に生徒たちが「学びの意味」を理解していること。彼らは単にテストの点数を上げるためだけに参加しているのではないでしょう。学びに対してもっと大切な何かを感じているからでしょう。
 私は時々、この開智未来生たちのように学びに向き合ってきた大人がどれほどいるのかと考えます。大人になって、昔の自分を忘れて、学びについてあれこれと立派なことを言っているだけではないか。そう思うこともあります。大人こそ自らを恥じるべきである。いい歳をしてそんな青臭いことを考えています。
 この生徒たちが大人になって、どのようにわが子を育てるのか。私はそれが楽しみです。
 さて、「10時間勉強マラソン」を実施中の開智未来生の皆さん。あと4時間、頑張ってくださいね。
14:17
2016/10/06

未来の風景

| by 関根均
 本日の1時間目、中学1年生と中学2年生の合同「哲学」を実施しました。
 学年やクラスを超えて、6~7名の小グループを30グループほどつくり、中学2年生が中学1年生にブリティシュヒルズの活動や「星の王子様」の音読、さらには英語の勉強の仕方についてオールイングリッシュで説明するという開智未来初めての試みです。
 中学2年生たちはブリティシュヒルズの時により英語が上達していました。中学1年生たちも真剣に理解しようとしています。会場のアカデメイア全体が学年を超えた学び合いの場となり、さらに、全員が英語を使っています。
 この画期的な風景にその場にいた教員は、私も含めて本当に感動しました。
 何かが大きく動き出しました。そして、このエネルギーが間違いなく開智未来を大きく発展させていくでしょう。
 「This Philosophy class is the starting point for the next future of Kaichimirai.」
 2020年、高校3年生、高校2年生になった彼らが開智未来の中心となって活動している姿が見えるようです。
19:23
2016/10/05

苦しむことが役に立つ

| by 関根均
 このまま英語を勉強していって生きている間に本当に使えるようになるのだろうか、もしならなかったらこの努力は意味があるのだろうか、と時々思ってしまいます。
  もちろん、弱気になっている訳ではありません。これは英語に限らず、すべてのことに当てはまるからです。大学を卒業してから教職に立って、もう37年間続けている教育でさえ、その本質を理解できるかと言えば自信がありません。
 意味があったと自分で感じられるまで努力し続けなければならないのです。それが人生の真理に違いありません。
 とは言っても、本当にいつ開眼するのでしょう。
 この問題は私だけの問題ではなく、すべての生徒たちに関わる問題です。生徒たちが英語を使えるようになる方法を自分自身で確かめて伝えられたら、と思っています。教育という仕事はありがたいですね。自分で苦しんでいることが生徒に教えるときに役に立つのですから。
 苦しむことが即役に立つ。ならば苦しいことに向かっていこう。
 妙な結論ですみません。でも、少し元気が出る言葉ですよね。このメッセージを皆さんに伝えたくて書きました。
17:43
2016/10/03

真意

| by 関根均
 先週の土曜日は午前中は大宮ソニックシティで「出張サプリ講座」を、そのあと学校に戻っていくつかの用務を行い、夕方は久喜の塾で「中学生勉強サプリ」を行いました。「出張サプリ講座」は中学受験生の部と高校受験生の部に分かれ、それぞれ1時間。連続で行うので結構ハードです。さすがに夕方6時30分に塾での「中学生勉強サプリ」を終えたときには全身の力を出し切ったという充足感がありました。
 大宮ソニックシティでの「出張サプリ講座」にはかつての教え子が参加してくれました。彼女は毎年1回この「出張サプリ講座」に来てくれます。
 「関根先生、相変わらず元気ですね。私の高校時代を思い出します」
 私が30代半ばの頃に担当した学年の教え子です。
 「先生、覚えていますか。自分たちの代の時に先生が提案して合唱祭を行いましたよね」
 「ええ、あの時だけですね。学年会議に合唱祭を提案して、実行委員会で生徒が実施するから先生方のお手を煩わしません、と提案したのです。テーマは『歌え!バンバン』でしたね」
 「先生はいろいろな企画をして、授業では時々毒があって。でも真意がはっきりとあって。それが私たちの刺激になりました。1年に1回元気をいただきに来ているのです」
 あの頃のことが懐かしく思い出されました。最近は、これでも校長なので言葉に気をつけなければなりません。もっとストレートに言った方がいいのに自主規制しています。
 誤解されることを恐れると言葉は表面的になり活力が失われます。
 このメッセージでも、哲学の授業でも、保護者会でも、もっともっと生きた言葉を届けたいと思っています。真意は開智未来のこと、教育のことしか考えていません。
 もちろん、誤解されないよう真剣に真意を伝えていきたいと思っています。
 「相変わらず元気ですね」
 来年も同じ言葉を言ってもらえるよう頑張ります。
15:17
2016/09/30

大学受験サプリ

| by 関根均
 今日は高校3年生と高校1年(中学入学)の「哲学」、そして、ALTのニックとスチーブと一緒に行っている「英語」の授業がありました。
 高校3年生の「哲学」は9月までとしています。10月からは学年や担任による進路指導を行うことになります。中学入学生は5年半の、高校入学生は2年半の「哲学」の最後の授業となります。毎年のことなのですが、私の「哲学」の授業が生徒たちに役に立ったのか、無駄な時間を過ごさせてしまったのではないかと心配になります。もっといい授業をしたらもっと伸ばせるはずなのにと思ってしまいます。もちろん努力はしているのですが。
 これから3か月半後にセンター試験を迎える高校3年生たちに、最後の「哲学」は「大学受験サプリ」と称して実施しました。開智未来で目指してきた学びを整理し、大学受験に合格するためのノウハウをまとめ、さらに、大学受験勉強が意味ある学びになるようにと4ページのテキストを昨日完成させました。
 私の授業が少しでも開智未来生たちの役に立てばと願っています。高校3年生の諸君、頑張ってくださいね。
 このテキストはある意味で「学びのサプリ」の完成版と言ってもよいでしょう。興味のある方は、ホームページの「新教育キャビネット」の高校3年哲学のフォルダにアップしましたのでご活用ください。
 さて、明日「出張サプリ講座」を午前中に行います。大宮ソニックシティです。こちらも今年最後の「出張サプリ講座」です。中学受験生向けと高校受験生向けのサプリを別々に行いますので多くの方に参加していただければと思っています。
13:21
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